2014年2月8日土曜日

お雛さまを飾りました(三)


今年は、お雛様をお手洗いにも飾ることにしました。
我が家では、小さいものを目と同じ高さで見るなら、お手洗いが一番よい展示場なのです。

最初、母が買ってくれた猫雛の壇飾りと、妹の連れ合いのやすおさんのお母上の遺した、小さな土人形のお雛さまを飾ってみました。ところが、全然しっくりきません。
どちらも雛壇が白木のため、どこもかしこも木の色ばかりで、相殺してしまいます。


「赤はどうかな?」
母の手づくりのお雛さま(左)と、やすお母の手づくりのお雛さま(右)に替えてみました。
どちらも背が低く、平面的すぎます。


高さを出すために、後ろに鳥取の流し雛を置いてみました。

赤、赤、赤。これで決まりです。
お手洗いの中にも、雛の季節がやってきました。




4 件のコメント:

hatto さんのコメント...

お雛様。春さんのブログをみると「ちゃんと出さなきゃ」と毎年、思います。飾り方たしかに難しいですね。私もあれこれ模様替えしていて、時間がかかったわりには葬儀会場のようになってしまい元の位置に戻したこともありました。手洗い場にもお雛様、ドアを開けると気持ちがほっこりしますね。我が家もマネしてみます。

さんのコメント...

hattoさん
前の年の飾り方を踏襲しようとするのですが、だいたい忘れています(笑)。せっかく工夫したのに何だかうまくいかなかった感じもわかります。色とか、高さとか、取り合わせ方いろいろ、ちょっとしたことで雰囲気が違ってきますね。
そうなんです。出すまではけっこう億劫です。今日は疲れているから明日にしようとか、曇っているから明日にしようとか(笑)。でも、飾りはじめると夢中になってしまうのがお雛さまです。「みんなでお雛祭り」の商店街の人たちも大変だと思いますが、けっこうそれが頭の体操になったり、片づけのきっかけになったり、人生を見直す(?)きっかけになったりしているんでしょうね。

いまどき さんのコメント...

わが家には母の初祝の時贈られた戦前の松坂屋のお雛様があるのですが、ずっと節句の時期になっても出して飾ることができなくなっています。といいますのも両親とも高齢でベッドで寝るようになっってかた平で段を組めるスペースがなくなってしまったのです。しまったままなので虫にやられていないか心配ですが、押入れから出せるスペースが確保できず、、。よそ様のお宅の雛飾りを見れるのは楽しいです。ゆったりと飾られたお雛様たち幸せそうです。ミニの木地の雛壇の土人形は文字が関のものですか。最近自分では作ること中心になって、郷土玩具の分野の現在には疎いですが、マニアに人の間では垂涎の人形のようですね。

さんのコメント...

いまどきさん
私も東京に住んでいた頃にはお雛さまを飾るスペースは取れませんでした。小さなお雛様ばかりでした。
白木の雛壇のいただきもののお雛さま、文字が関人形というものだとは知りませんでした。教えていただいてありがとうございます。今年は雪洞が一つありません。いつだっかか、季節外れに落ちていた雪洞を拾ったことがあったのですが、お雛様全体を仕舞った中から文字が関人形をさがしだして一緒にするのが面倒だったので、どうなったか。しかも三人官女の一人と菱餅はもとからなくて私がつくったものですし、屏風はオリジナルなのに二つ折りで座りが悪くて使わないので、捨ててしまいました(笑)。
春日部猫雛のように雛壇に接着していない方が楽しめるのですが、地震で落ちたり、包んである散り紙にまぎれたり、小さいものは難しいです。