二階の床を貼る前に、一つやっておかなくてはならないことがありましたが、億劫で先延ばしにしていました。
写真の、奥から二番目の梁の、ちょうど足場板が乗っている部分を切り取らなくてはならないのです。
ここには階段をつくるので梁があっては困りますが、骨組みを組む時は、この梁があることがなにか意味を持っていたのかもしれません。
太さは12センチですが、高さが21センチもあります。
手慣れた大工さんだったら、丸鋸で横から切るのかもしれません。しかし、丸鋸を横からしっかり梁に押しつけて、その重さを受け止めつつ、力を入れて切る自信はまったくありません。
どうするのが最善か、なかなか答えは出ませんでしたが、まず、丸鋸の重さを片手で支えなくてもいい上部だけを、丸鋸で切りました。深さ6センチ強切れました。
あとはどうしましょう?
結局、残りは手鋸でしこしこと切りました。
さて、片方を切るのは、問題ありません。梁自身が重みを支えます。しかし、もう一方を切るとき、切り離した梁の重さを、どうにかして支えておかなくては、切れる前に自重で折れてしまいます。
見切り発車しましたが、踏み台の高さがちょうどよかったので、踏み台の上に木っ端を乗せて高さを調節し、下から切り離す部分を支えました。
なんとか、両方を無事に切ることができました。
こんなに短くてもずっしりとした重さです。
何日か後回しにしていたのが嘘のように、うまく切れました。
いつでも、何でも、実際にやってみれば何とかなりますが、たいていはああでもないこうでもないと、事前に悩んでしまうものです。
足場板の脇に見えるのが、梁を切ったところです。
二階の床も、少しずつ貼れてきました。
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