その数日前、三歳と四歳のわんぱく小僧が来ていて、気がついたら鉄の棒を突っ込んで、金魚を追い回していたのですが、それが原因かどうかは、はっきりしません。
前に、死にそうになったのも、同じ赤と白の金魚でした。
慌てて、以前、犬に白内障を遅らせるために飲ませていた薬、メシマコブゼウスを探しました。
もう犬には飲ませていないのですが、金魚のためにとっておいたのがあるはずと探したら、一包半だけ残っていました。
メシマコブゼウスは、メシマコブ、ヤマブシタケと冬虫夏草を配合した漢方薬で、顆粒状になっています。
薬の濃度を高めるために、お腹を見せている金魚を桶に入れて、薬を半包ちかく入れました。
つくばいの、酸素が足りなかったのかもしれないと、井戸水の出をちょっと多くして、つくばいにも薬を入れました。
数時間後、またもや赤白の金魚は何事もなかったように、泳げるようになりました。
メシマコブゼウスがなかったら、どうなっていたことやら、ぞっとします。
また買ってきておいて、ときおり犬猫のえさに混ぜたり、金魚のつくばいに入れたりした方がいいかもしれません。
左の写真は、2012年の金魚たちです。
それまでは、何度金魚を買ってきても、縁からジャンプしてつくばいの足元に転がっていたり、雨が降って水があふれると飛び出したりして、どれも短命、越冬することはありませんでした。
初めて越冬した三匹だけが、もう6年も暮らしているのです。
赤は形が変わって、赤白と白黒はあまり形は変わっていませんが、長さは二倍、目方で言えば五倍くらいの巨大な金魚になってしまいました。
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