草むしりは、ときおりやることがありますが、草刈りもお休みです。
そんな休日の一日、エネルギーがないときはぼんやりしていますが、エネルギーが残っているときは大掃除(といっても部分的)をしたりします。
大掃除は、きれいになるだけでなく、しばらく見ないでいたものを愛でたり、忘れていたものを発見したりする、おもしろい時間でもあるのです。
というわけで、昨日は、普段は見て見ぬふりをしている寝室の高い棚の掃除をしました。
脚立に乗り、棚のものを外に運び出し、刷毛や雑巾できれいにしてから、きれいにした棚に戻していきます。
この日も、あちこちの籠の中から、入れたことを忘れていた古いCDやカセットテープ、ビデオ、大量の織り物用の麻糸、木彫りの果物などが出てきました。
その、インドネシアのバリ島の、実物大の木彫りの果物です。
1981年に買ったもの、バリの木彫りは、いまはちょっと小じゃれた猫などかわいいもののオンパレードですが、昔のバリの木工職人たちは、猫など彫りませんでした。
レンブ(ジャワフトモモ)と釈迦頭(バンレイシ)はいまひとつ、マンゴーとスターフルーツ、ドリアンは本物そっくり、中でもドリアンは見事です。
のこぎりで規則的に切って、あとで尖らせたのではなくて、いちいち彫り込んであります。
この先っぽなど、ドリアンそのもの、すごい技術です。
なんとなく三角になっているところ、中の果肉が目に浮かぶようです。
出てきたものは、また籠に戻してしまい、半日ほどかけて楽しく掃除を終えました。
見たところ、もとと何も変わらないのですが、夜寝たときは、とってもいい気持ちでした。
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