2017年9月3日日曜日

草のうちわ


いつもの骨董市の、何でも雑然と置いている親父さんのお店に、数枚のうちわや、「うちわ置き」に重ねて、草で編んだうちわが置いてありました。

水辺の草製でしょうか?
フィリピンかインドネシアあたりのものではないかと思われます。


裏も、突き刺してある持ち手の竹の先が外に出ているだけで、ほぼ同じつくりです。


丸いところが、美しく編めていること!
持ち手の竹は、編んだ後で突き刺したのでしょうか?


そして、特に秀逸なのが、編みはじめと編み終わりの始末です。
真ん中の、持ち手近くを重くして安定感を出しながら、処理したというより模様としてアクセントになっているような、素敵な始末でした。






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