2025年7月23日水曜日

二宮金次郎


先日の骨董市の水屋さんの店先でびっくり、二宮金次郎さんが並んでいました。
かつて、二宮金次郎さんはどこの小学校の校庭にも立っていて、子どもの模範とされ、敗戦後も重んじはされないものの、そのまま立ち続けていました。しかし、少子化で学校の統廃合が続く中、行き場を失ったのでしょう。
小ぶりで、なかなか調和のとれたかわいい金次郎さん、写真を撮らせてもらいました。

♪柴刈り、縄綯い、わらじをつくり、
 親の手助け、弟を世話し、
 兄弟仲良く孝行つくす、
 手本は二宮金次郎♪
 
祖母が歌っていた歌が、思わず頭に浮かんできます。


どこの小学校に設置されていたものでしょう? 売ったのは誰でしょう? 買うのはどんな人でしょう?
骨董市の店先で、ビニールシートの上に立たされても、金次郎さんは一心不乱に本を読んでいます。


ついでに、水屋さんの店先にならんでいたものを少々。
曲がった枝を利用した柄がとっても素敵な手斧(ちょうな)です。柄に心動かされますが、要らない、要らない。我が家にはその昔、水屋さんの店から来た、小ぶりの手斧がすでにあります。一度も使ったことはないけれど。
手斧の手前の木でできたブーメランのようなものは何でしょう? 訊けばよかった!
その手前は刃が写っていませんが、古い、工場製品ではなく鍛冶屋さんがつくった皮むきでした。





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