昔の薬ビンたち、どれも目盛りがついています。市立小樽病院、鈴木眼科醫院、小林醫院などの、エンボスの入ったものもあります。飲み薬だけではなく、つけ薬のビンもあったのでしょうね。
ガラスの栓のついたものはわずかです。栓のないものは、どうやって蓋をしていたのでしょうか。
丸いゴムのついているのは、香水ビンです。水を入れてぱふぱふやってみたのですが、うまく霧になりませんでした。その右は薬ビン、左は軟膏のビンかと思います。
下が細くくびれている緑のビンは、養蚕活桑器です。蓋にゴムがついていて、小さな穴が開いているので、お蚕さまに桑の枝をあげるとき、桑の葉がしなびないように、このビンに水を入れて、枝を挿していたのでしょうか?でも、それだったら、下がくびれている必要がありませんね。
實用新案第二五六五七五号、養蚕活桑器のエンボスがあります。
飾り棚に飾ってあるビンは、だいたい以上です。
広口の、お菓子を入れて使っているビンや、仁丹のビンなど小さなビンは、またの機会に紹介します。
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