先日サナンさんが八郷にやって来たとき、Sくんの家に数泊してから我が家に来ました。
「サナンさんは、毎日タイカレーでもいいみたい」
Sくんは忙しい時期だったこともあって、レトルトのグリーンカレーを毎夕出していたそうです。
「朝はなんか、持ってきたインスタントのタイヌードルを食べたりしているよ。好きみたい」
「ふぅん」
Sくんの家は自分で建てた家で、台所のほかには一部屋しかありません。
それでも、田植えなどのとき、学生の農業体験希望者を受け入れていますが、何人もでその部屋に雑魚寝します。
サナンさんも、Sくんと離れて一人になる隙もなく完全密着の数日で、農作業もあり、疲れたことでしょう。
さて、我が家に来るとサナンさんは普通に何でも食べるし、カップヌードルなど食べていません。現金収入が少なく、一人暮らしのSくんに、いろいろ気を使っていたのです。
「おれ、有名な人だとは知らないで、こきつかっちゃったよ。「早くしろよ」なんて言っちゃって」
「よかったんじゃない。ラオス語で話したの?」
「ラオス語は忘れちゃったから、全部英語」
Sくんは親の職業柄、子ども時代に海外生活が長く、大学では国際関係を学び、英語は堪能です。
そんなサナンさんは定期的に、タイの雑誌に記事を載せています。
タイ語と英語で書かれています。
記事はSくんのことです。
Sくん、かっこいい!
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