と、骨董市でまことさん。
全部売れてしまったにしては、その日も大小の伊万里の器が所狭しと並んでいました。
数十年前に比べると、たくさん出回ってきたためか、伊万里は値段が手ごろになっています。
店を開くとき、新しい器を揃えるより、ずっと安くつくと着眼した店主さんのお店、素敵なお店に違いありません。
「これなんか、煮物を入れて、カウンターにどーんと置いておいたら素敵ね」
中には、洗面器ほどの大きさの鉢もありました。
器はもうたくさん、と思いながら、ついつい印判の鉢を買ってしまいました。
直径23センチ、高さ8.5センチ、使いやすい大きさです。
丸紋に、勾玉紋が散らしてあります。
散らし方にむらがあって、込み合っているところもあれば、空いているところもあります。
いろいろ盛ってみたら具合よかったのに、写真を撮り忘れました。
慌てて撮ったこれは、茹でたブロッコリーと切ったトマトという芸のなさ、超ナチュラル(超手抜き)な、料理とも言えない代物でした。
12 件のコメント:
素敵ですね。蒼い和食器が好きなので欲しくなります。いろんな丸紋が面白いです。大阪の友達が、いろはに もんきりあそび、というセット本を送ってくれたんです。その本に書いてありましたが、紋の型紙の「紋切り型」は、江戸の職人の指南書、寺子屋の教科書、昭和の初め頃の図工の教科書、に載っていたそうです。
Bluemoonさん
そうか、「紋切型」は、昔は正確を期して仕事をするという、とても立派なことを指す言葉だったのですね。あまり語源を考えてみたこともなく、「心のこもっていない通り一遍のこと」としか、思ってもみませんでした。「貴様」というのが、敬語でなく罵り言葉になっているの同様、言葉がどこからどう変化していくのか、興味深いです。
染付は、呉須もよく、コバルトもいいですよね。まぁ、同じ大きさの鉢はいろいろあるんですけど(笑)。単純なご飯も、器によって美味しそうに見えるのが嬉しいです(^^♪
♪♪どこのどなたか知らないけれど♪
有難うございます勉強になりましta.
私も知りませんでした。
いつの間にか語源が変わって、、、(笑い)
昭ちゃん
あはは、オーストラリアに住むBluemoonさんですよ。
紋切型なんて、どうひっくり返しても悪い意味しかないと思っていました。
私がいつもわからないと思うのは「杓子定規」と言う言葉です。「杓子定規な人」というのは、「融通が利かない人」という意味ですが、杓子を定規にしてしまうアバウトな人って、とっても融通が利いていると思ってしまいます(笑)。
春姐さん
江戸語の辞典でも同じように解説しています。
この杓子はへら型ではなくスプーン型で、
形式にとらわれて融通の利かないことだそうです。
今度は字句を再点検しましたー
昭ちゃん
今わかった!結局、「大さじ何杯」とかいうことですね。
私は、(毎日大工をしていることもあって)しゃもじを「物差し」代わりにして、長さを測るのだと思っていた(笑)。「この幅はいくつかな?」というときに、指金で測らないで、「あっ、しゃもじの長さ三本分ね」とか。根本が大間違いでしたね。ほほほ。
「ちょっと湯を足してくれ」と頼まれたら、「杓子何杯ですか?」と聞き返すようなことですね。それは融通が利かないわ。
すっきりしました。ありがとう。ちなみに私は、毎日のように夫から杓子定規な人間だと言われています。
また賢くなってしまいました。というか、今まで馬鹿だったというか。
使いこなせない程の器沢山あるのに・・毎年陶器市に出掛ける私は💦
ま・・・いいか(笑)と見ないふりしていま~す^^
藍染もそうですが「藍色」についつい惹かれます。シッカリ丁寧に描かれた器も
大好きですが、え~何か他の事考えていた?と思う様な器も良いですね~
そんなこんなで・・・また一つ増えて行く~(楽しんでいますが)笑
春姐さんFBいまいちわからないので
メールしました。
あかずきんさん
昔の水屋はすごいです。奥行きがあって高さもあり、仕切り方、棚の足し方によって、いくらでも器を飲み込みます。もうこれで限界と思ってからいくつ入ったか(笑)。でもそろそろ限界です。
私も、陶器市は行きますよ。楽しいです。でも、あれこれ必要な器はすでに十分あって、「こんな形のものが欲しい」という目的はないので、知り合いの店を訪ねて「やあやあ」と言い合うくらいです。
で、骨董市はまたちょっと別物です。ただ、珍しい模様の印判小皿なんか見ても、最近は見るだけになりました。考えてみれば、私、印判収集家じゃありませんからね(笑)。
あかずきんさんの浜やハケで拾われる伊万里、垂涎ものです。いつか、九州に行って、嬉野などのハケに連れて行ってもらいたい!きっと、「もうちょっと、もうちょっと」と切り上げられないでしょうね(^^♪
昭ちゃん
メール見ました。言葉の長い勘違い、気づかせてくれてありがとう。
大さじで思い出しました。以前読んだことですが軽量スプーンを考え出したのは女子栄養大学の創設者の方です。それまで料理は経験と勘まかせで誰でも簡単に作れるものじゃなかったみたいなんです。家庭の主婦がちゃんと料理できるようにと、考案されたようです。
ちなみにオーストラリアは、tablespoon 20cc、teaspoon 5cc、1cup 250cc です。
Bluemoonさん
そうでしたか。また賢くなりました(笑)。
今でも、「しょうが一かけ」というのは、わかりませんよね。「しょうが適量」の方が、まだ納得いきます。
そういえば、アメリカの1カップは1/2パイント(280ccくらい)だったでしょうかね。普段はちっとも困りませんでしたが、シュークリームみたいな、きっちり計らなくてはならないものの時は、しっかり計りました。
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