2017年6月15日木曜日

壁張り

 
このところ、作業棟の二階のお手洗いのあたりの壁を張っています。
お手洗いは、十分な高さがあったのに高床にして、用を足そうとすると、殿方は梁に頭をぶつけてしまうのが味噌です。
また、息子に、
「この家は、何だよう」
と文句を言われそうです。
彼は、母屋の二階に泊まるとき、懲りずに、必ず頭を梁にぶつけます。


お手洗いの左側は、客室になります。
お手洗いの床下の、手前の部分は引き出しになるそう、ちょっと見かけない発想です。
「スペースは利用しなくっちゃな」
と、夫。
作業棟も、母屋同様、無駄な空間は限りなく広がっているのに、必要な空間は最小限です。
夫の本が入りきらないけれど、どうしよう?
私の織り機は、どこに置こうか?


ともあれ、壁を張っています。
夫は、電気工事や水回り工事で、手順を間違えて、やり直しになったりしないよう、頭を使っています。二人が作業しているところはニアミスしそうなくらい近く、夫は、身体しか使っていない私が、ラジオをかけていると、うるさくて集中できないと嫌がります。


夫が写真を写してくれていました。
壁張りも四角いところは張り終わり、苦手な三角のところを張っています。


壁を張ったので、階段を上るときは出入り口しか見えなくなりました。


そして、壁の奥は、大テーブルを置いた、掘りごたつ式(こたつはないけれど)の宴会場です。
いったい、誰が宴会をするのでしょう?


母屋のガラスに映った作業棟。
着々と、そして遅々と、作業が進んでいます。








5 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

男の人は狭い場所が好きですね。何ででしょうね?天井が高いというのが売りの住宅のCMで、ダンナさんは「ホントは俺は子供の頃から狭い場所が好きだから、天井が低い方がいい」と思っているけど、天井が高くて喜んでいる奥さんには言えず作り笑いしているというものがありました。うう、的を射ている!私は閉鎖空間が好きじゃないけど、夫と息子はとにかく狭い場所に籠りたがります。

さんのコメント...

hiyocoさん
それ、わかりますが、それとはちょっと違うような気がします。
夫が設計した自邸は二軒目ですが、どちらもお手洗いやお風呂は最小。脱衣場はほぼありません。今のお風呂も、畳一畳分のスペースの片側に洗面所、反対側に洗濯機のある通路で服を脱ぎます。お客さんは大変だと思います。GWに息子一家と友だちが来た時など、女性二人と二年生三人が一緒にお風呂に入りました。どうやって脱いだのか、気の毒で訊けませんでした(笑)。
トイレは大きくして欲しいとしつこく言ったので、畳一畳分くらいになりました。座るとすぐ前がドアというほどではありません。たぶん、脱衣所なんて必要性をまったく感じていないんだと思います。
それなのに、玄関ホールとか廊下なんかはたっぷりあります。まぁ、気持ちいいけどね(笑)。

そういえば、設計したとき、寝室の天井が高かったので、「これじゃ落ち着いて寝られないだろう。箱みたいに部分的な天井つけるか?」なんて言っていましたから、アールコブというか狭いところも好きなのだとは思います。
天蓋には反対して、もちろん正解でした(^^♪

さんのコメント...

hiyocoさん
あっ、でも天井が低いところは、夫は大好きです。と言っても、低い高いの緩急の差が好きなのですが。作業棟もホールは天井が高く、宴会室(談話室とかの方がいいかもね、笑)は、かがまないと歩けないところもあります。
母屋の書斎は、障子を水平にして、それを閉めて天井にできる装置をつくっています。私は息苦しくて大嫌いでしたが、そのうち、床と間違えてトラが障子の上を歩いて落ちそうになり、ぼこぼこに穴が開いたので、最近はお客さんがあっても、それを見せたりしなくなりました(笑)。ほっとしています。

Bluemoon さんのコメント...

着々ですね。トイレの引き出しに何が入りますか。予備のトイレットペーパーとタオルですか。

さんのコメント...

Bluemoonさん
トイレは正面から入り、引き出しはその手前のゲストルームについています。たぶん、シーツなどを入れることになるでしょうね。大きな引き出しですから。
トイレットペーパーやタオルを入れるところは別途考えなくてはなりません。狭いのに、便器にためる水で手を洗うのが嫌いで、わざわざ手洗いもつけるので、工事は複雑だし、スペースはなくなります。まぁ、私の管轄外ではありますが(笑)。
泊まった人や宴会の客(誰が宴会するの?)しか使わないトイレなので、ゆったりして、台の上に使ったら洗濯籠に入れる小さなタオルがあって、鏡なんかもあったら最高ですが、現実には頭をぶつけてしまう狭い空間しかありません(笑)。