いつ頃まで手作業でこんな印をつけていたのでしょう?
「印」の次は産地や会社名などを記したシールを貼っていたのか、シールを貼った材木を買ったこともあります。それも古びた材木でした。
今では、シールも貼ってないかもしれません。
百年ものの杉の木は、6×4寸の材でしたが、設計変更したので軒桁材が必要になり、18×9センチに割りました。
それを容赦なく自動鉋(カンナ)にかけて、材木とともにあった印を削り落とします。
木ってすごい、削ればまっさらになりますが、印が消えたのがちょっと残念です。
これに、伸ばした梁に乗せるための刻みと、垂木を受けるための刻みを入れはじめました。
2 件のコメント:
RCと木の組合わせてって、本当にすごいなぁって思います。
そして、RCは鉄筋とコンクリートが補い合っている。
鉄骨は、RCや木と、全く異なる性格をしている。
多くの構造物を何の疑問を持たずに見てきましたが、今この年になって、建築物の面白さに興味津々です。
春さんが、大工が面白いって、おっしゃっていたのが、ほんのり、0.1ミリぐらい、見えそうで見えない感じで、想像できるようになってきました。(笑)
akemifさん
棟(というより母屋)があがりました!
大工仕事は面白いけれど、躯体をつくるのは重いことばっかりでした(笑)。
昔、「お江戸でござる」というテレビ番組があって、江戸の長屋がどんなに細い木で、しかも少ない木でできているかというのをやっていましたが、リヤカー1台分の木でした。とてもああはいきません(笑)。しかも今は、断熱のための細工が山ほどあります。そこに費用が掛かるし。
とにかく昔の大工さんはすごかった!お城もそうだけど、法隆寺や東大寺はどうやって柱を運んできたのか、どうやって柱を立てたのか、想像しただけで気が遠くなってしまいます。
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