2025年8月16日土曜日

恵比寿さま、大黒さま

我が家には何組かの恵比寿大黒がいらっしゃいます。
そのなかで、木彫りの恵比寿大黒だけ集めてみました。


台座を除いて高さ45ミリの、あっさりした彫りの恵比寿大黒です。素敵な祠に入って、我が家の神棚の中心にいらっしゃいます。


柔和に微笑んでいる恵比寿大黒は、恵比寿様が高さ7センチです。
どんな家に祀られていたのか、囲炉裏の煤で真っ黒です。


そして、上の2組とは雰囲気が違う恵比寿大黒、髭と唇だけ彩色してあります。


上の3組は、神棚に祀るために彫られたものですが、山形県の笹野一刀彫の恵比寿大黒はどうだったのでしょう? やはり神棚に飾られていたのでしょうか? それとも、おもちゃだったのでしょうか?
あごひげに、笹野らしい「けずりかけ」が施されています。
右肩に、折れたひごが見えますが、これは打ち出の小槌を担いでいた跡です。

「民藝朋友」より

打ち出の小槌はこんなふうに持っていた、「民藝朋友」から写真をお借りした、笹野一刀彫の恵比寿大黒です。
恵比寿さまも、別彫りの鯛を持っていたようです。







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