2025年11月21日金曜日

以外に知られてないニャン太


自分でつくったパッチワークキルトはベッドカバーとして使っていますが、母屋建設中に6年間ビニールハウスの仮設小屋に住んでいたときに使っていたキルトは、ビニール屋根を通して入る強い日差しですっかり傷んで使いものにならなくなりました。


手持ちのキルトではベッドにちょうどいいサイズのものがなかったことから、昼間は大工仕事をしながら夜につくったのが、招き猫のキルトでした。

というわけで、先日キルト展をやったとき、1970年代につくったものに混ぜて、この招き猫のキルトも出品しました。
招き猫のキルトは、我が家にいる招き猫たちがモデルですが、中にキャラクター猫も交じっていました。ダヤンはわりと知られていて、「うちのタマ知りませんか?」のタマもまあまあ知られている、ヒデヨシは知る人ぞ知る、でも、フジカラーのニャン太を知っている人はほとんどいませんでした。
あんなにあちこちにあった写真屋さんの店先にはニャン太が立っていたのに、日常的に写真屋さんに行っていた人が少なかったのか、ニャン太はほとんど認知されていませんでした。


招き猫キルトの招き猫は全部で110匹で、すべて違う招き猫がモデルですが、ニャン太は2匹もいました。
店先にも立っていた普段着のニャン太と、


祭りのニャン太です。


モデルになった普段着のニャン太は2011年3月11日の地震で割れてしまったので、上の写真のニャンタとはプロポーションが違って、顔が小さめです。
祭りのニャン太は、キルトの台布の大きさが決まっていたので、そのプロポーションでは入りきらず、祭り団扇を省略してしまいました。


一世を風靡した(?)ニャン太ですが、街角で見ることはもうありません。
人知れず消えたニャン太と違って、スイカのペンギンは来年には消えると発表され、惜しまれています。惜しまれても次のアイデアはもう決まっているだろうし、やはり巷では見なくなってしまうのでしょう。

キャラクター招き猫と言えば、『夏目友人帳』のニャンコ先生も数を持っているのですが、招き猫のキルトをつくったころにはまだ、ニャンコ先生のフィギュアを知りませんでした。






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