2010年10月2日土曜日

おもちゃ絵



夫の母は、文様の研究をライフワークにしていました。
たぶん、その資料でもあったのでしょう、木版摺りの千代紙をたくさん遺していました。いろいろな模様の千代紙がありますが、中におもちゃ絵の千代紙もありました。江戸の生活が偲ばれて、なかなか興味深いものです。

これは、干支のおもちゃ絵です。羊のおもちゃはなかったのでしょうか?羊だけが妙にリアルなのがちょっと気になります。




いろいろなおもちゃを集めた千代紙ですが、中でも干支のおもちゃが多いような気がします。昔も今のように、毎年、干支のおもちゃを買い求めたり、飾ったりしたのでしょうか。




人形たちは、初節句のお祝いに、親戚やご近所からいただくもので、節句人形を飾るとき、一緒に飾ったものでした。




どちらかといえば、男の子のおもちゃばかり集めた千代紙です。




馬や牛は、いまよりもっと身近な動物だったことでしょう。そんな馬のおもちゃは、日本各地にありました。




そして、お雛さま。

千代紙というと、箱に貼るくらいしか思いつきませんが、もっといろいろな遊びがあったのでしょうか?



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