仙台の「おひなっこや」の土人形の猫たちです。
先の地震で
大きい黒い招き猫と小さい白い猫の二つは欠けてしまいましたが、かけらを集めて、なんとか修復してあります。
左は土人形ですが、右は仙台張子の招き猫です。
耳の形が違いますが、お互いによく似ています。知らない人に見せれば、どちらが土人形でどちらが紙か、持ってみないとわからないくらいです。
右側面から見たところが、一番感じが違うでしょうか。
背中の模様は瓜二つです。
金色の菊唐草もそっくり。
なんちゃって、そっくりなはずです。
実は仙台張子もおひなっこやさんでつくられているのです。
おひなっこやさんはもともとは日常陶器をつくる家で、土人形はつくっていませんでしたが、昭和の初めに堤人形(おひなっこ)を制作していた宇津井家などから型を引き継いで、土人形の製作をはじめました。
ちなみに、おひなっこやさんの張り子の招き猫の型は、大正時代につくられたものだそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿