仙台で、飲み屋の「
炉ばた」に連れて行っていただいたとき、炉の後ろの壁に、ビニールの袋に入っているものがいくつかぶら下がっていました。
遠くてよく見えなかったので、
「それは何ですか?」
とおかみさんに聞くと、
「ああ、これ。 津波で被災された方たちがつくっているふうせん。あげますよ」
と言われて、いただいてしまいました。
「復興ふうせん」と名がついています。
一番大きいふうせんで、直径が5センチほどしかありません。
以前、もっと大きな紙で、
同じふうせんをつくってみたことがありました。
大きな紙でつくっても、最後の方は思うように組み合わさってくれず、癇癪を起しそうになるというのに、よくこんな小さな紙でつくれたものです。小さいふうせんは、一番幅の広いところでも、2センチもありません。きっと竹串を使ったりしてつくるのでしょう。
この復興ふうせんは、炉ばたの方が津波の復興支援のために買われたものだと思われますが、つくったのは、仙台市若葉区の「なな色会」のみなさんです。
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