2015年3月16日月曜日
瓢箪の渡り鳥
カフェ木古里で、マスターのSさんのお友だちがつくった、カモのモビールをいただきました。
どうしていただくことになったかって?
夫が、木古里に吊るしてあった同じモビールに頭をぶつけ、激しく揺れたために、なんだかそんななりゆきになったのです。
カモは身体が瓢箪でできているだけでなく、翼も尾羽も瓢箪を切ったものを、貼り合わせてあります。友人は瓢箪を育てるところからやっているようです。
「これでも、つくるのに、けっこう時間がかかるようですよ」
と、Sさん。
そうでしょう。想像できます。
形のよい瓢箪を育て、生り口はくちばしとして残すので別の場所に穴を開け、種を出して、晒して、乾かして、それだけでも手間です。
そして、カモをバランスよい形にぶら下げるのも、あちこち試しに吊るしてみられないだけに、工夫が要りそうです。
さて、我が家に吊るす場所があるかしら?
居間には熱帯の種でつくったモビールと、
ヤシの葉でつくった、モビールが既にぶらさがっています。
魚のモビールは、タイの映画に出てきた、150年ほど前の時代に、タイのお父さんやお母さんが、赤ちゃんのゆりかごの上に吊るすために手づくりしたものを、真似てつくったものです。地味ですが気に入っています。
天井を見まわしましたが、居間には余裕がありません。
そこで、ダイニングの片隅に吊ってみました。
ちょっと竹ひごが、まっすぐすぎるし、色も白くてそっけない感じがします。棒だけ改造することにしました。
竹ひごの代わりに使ったのは、モビールをつくるときいつも使っているトチの葉の葉柄です。
一番上の段は流木を使いましたが、適当な、細くて長い流木がなかったので、これはこんど拾ってくるまでの間に合わせのつもりです。
テグスを留めるには、小さなインドボダイジュの実の、すでに穴が開いたのがあったので、これを使いました。
渡り鳥たち、まだ窓を開ける季節ではないので控え目に飛んでいますが、夏になると、涼しげに飛んでくれるでしょうか?
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