2015年3月7日土曜日

チェーンブロック


鉄骨が上がったばかりですが、一休みなしで、次のステップに移りました。
これまで、道具の上げ下げ、鉄骨のつり上げとおおいに働いてくれた電動ウインチ、これからも働いてもらいますが、一つで150キロのものしか上げられません。
余裕だと思っていましたが、片方のウインチが古くて馬力がなく、一番重い鉄骨の時は、ちょっと青息吐息でした。
ボタンを思い切って深く押さないと、上げたはずが、がくんと下がったりしました。

これから、鉄骨の間に上げる大梁のつり上げには、手動のチェーンブロックを使います。
チェーンブロックのつり上げ能力は一つで3トンですから、二つ使うと6トンまで可能。大梁は約1トンですから、悠々持ち上げられるというわけです。


しかし、チェーンブロックそのものも重い、私には持てません。
それをウインチでつり上げて、柱のてっぺんに設置します。
 

西のコンクリート柱の内側に、チェーンブロックが設置できました。
これまで、夫が「ミニ作業場」と呼んでいた、鉄骨設置用の足場は、邪魔なので取りはらわれてしまいました。


東の柱は、まず梯子を動かさなくてはならないので、後回しです。


上の方に、ミニ作業場もまだ残っています。
今日にも取りはらわれる予定でしたが、あいにくの雨。持ちこされました。


東の柱のミニ作業場に立って、西の柱を見たところです。
チェーンブロックが、堂々とぶら下がって、出番を待っています。


ウインチもそうでしたが、チェーンブロックもヤフーオークションで手に入れました。
チェーンブロックは、しばらく前まで、重いものを持ち上げるのになくてはならない道具でしたが、今では、ユニック、ユンボ、クレーンなどに取って代わられてしまいました。

チェーンブロックは過去の道具になろうとしていますが、そのおかげでオークションで、安く手に入れることができたというわけでした。

さて、足場の位置変更やチェーンブロック設置の仕事をしているのは夫だけです。
脊椎圧迫骨折以後、5キロ以上のものを持ってはいけない私は、何の役にも立ちません。


仕方なく、できるだけ力を入れないようにしながら(?)整地作業をしています。
土間にコンクリートを打つ前に、砕石を敷かなくてはならないので、砕石の厚さとコンクリート(外回りはアスファルト)の厚さを考えながら、土を削ったり盛ったりしています。

今日一日でどちらも終わるはずでしたが、雨では仕方ありません。延びてしまいました。






2 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...

 詳しい解説に現役時代を思い出しました。
溶接や切断用具がないのが不思議なくらいです。
雨降りの溶接は電気ビリビリですからね。

さんのコメント...

昭ちゃん
まさか、自分がこんなものを使っているとは、20年前には想像もしていませんでした。「人生長持ち一つ」に憧れているのに、ものは増える一方(笑)。でも、縄文時代からかもしれないけれど、いつもすぐれものの機械たちが活躍して、人の生活を彩って来たことが、武骨なチェーンブロックを見ると、しみじみ思われます。