2016年8月5日金曜日

猫車


一昔前の、ありきたりのおもちゃ、猫車です。
木を轆轤で挽いて、塗りと吹きつけで彩色してあります。
頭、首輪,胴、車輪三個、尻尾、手と耳は二つ割にしてあるので、材料は9個、それをひごでつないだり、接着したり、差し込んだり、釘で留めたりしています。


それでも、どこから見ても猫に見えます。


一日に何体つくることができたのでしょう?
目立たない所には塗料が塗っていなかったり、塗料が垂れるなど、雑なつくりです。


ごろごろ、ごろごろ。
いやぁ、かわいいねぇ。





4 件のコメント:

kuskus さんのコメント...

わー、かわいいですねー。
色も表情もシンプルさもいいです。
一輪車の猫車って名前は、ひょっとしてこのおもちゃからきている?
どうして一輪車をネコって呼ぶのか分らなかったんだけど。

さんのコメント...

kuskusさん
かわいいでしょう(^^♪
猫車の由来って何でしょうね?
私が小さいころは、木でつくった一輪車を「ネコ」と呼んでいました。それにしても、八郷には、伝統的には猫車がなくて、背負子だったって、知っていました?「どうして?」って聞いたら、猫車だと山には入れないからだって。そんなぁ、こんなになだらかな山なのに。
昔から、木の犬のおもちゃもあったけれど、四つ車輪がついていました。面白いですね。

昭ちゃん さんのコメント...

工事のとき狭いところでも一輪車は運べますね、
猫の通る道も狭いです。
重いとバランスが難しいですね。

さんのコメント...

昭ちゃん
猫車と呼ばれるようになった由来には諸説あるようですが、確かに猫も猫車も狭いところを通れます。二輪車だとこうはいきません。
重いと左右のバランスはたいへん、薪など運び終えて、やれやれと片づけようとしたらひっくり返したりよくします。東京タワー建設のニュース映画を見ると、高くて狭いところを、練ったコンクリートを入れたネコを押して、たくさんの労働者が走っていました。隔世の感がありますね。