ガルディーナの木人形に素敵なドレスをつくってやる考えは、とっくの昔に消えています。
面倒だし、人形に似合った布を持っていないからです。
ではと、箱形の額縁をつくってやりたいと、ずっと思っていました。
どんな木でつくろうか。
古い木があれば一番いいのだけれど、ときおり見かける舟板など、古木は驚くほど高価なものばかりです。
サラソウジュ、フタバガキ科の高木、Shorea robusta |
そんなおりネットで、インドの、百年ほど前に建てた建物を取り壊したとき出たという、サラソウジュの古材でつくったトレイを売っているのを見つけました。
古材というほど古くもないので、値段は安いし、長い方の側板をうまく使って、木人形に合った、細い額縁をつくるつもりでした。
届いてみたら、古木と言ってもたかだか百年ほどですから味はないし、人形に似合うとしたら、熱帯の堅木ではなくて、温帯の柔らかい木の方がよかったと思いました。
でも、贅沢は言っていられません。
横幅がちょっと広いのですが、ばらしてしまわないで、このまま使うことにしました。
易きに流れます。
首で留めるわけにいかないので、胴に糸を回して、箱の後ろで結びました。
さて、どこに飾ろうか。
壁という壁は空いていませんが、高いところに空きを見つけました。
ちょっと神社の絵馬のようになってしまいました。
まぁ、転がされているより、人形も喜んでいるでしょう。
6 件のコメント:
悟りを開いた木ですねあやかりたいよ。
先日のラジオで行ってみたい国のベスト3
3・スリランカ
2・インド
1・ブータン でした。
スリランカはインドに行く前の体験にお勧めだって。
昭ちゃん
サラソウジュは温帯では育たないので、日本では葉っぱがちょっと似ている夏椿が沙羅双樹と言われていますね。
本物のサラソウジュも、菩提樹も、とっても素敵な木たちです。
行って見たい国のベストスリーは、なかなか素敵なラインアップですね。
私だったら、今はウズベキスタンが第一です(^^♪
僕がインドに行ったのは23でした。もう20年以上前です。今、インド人に訊くと、当時のインドとは別世界の都会だそうですよ。
当時は冗談抜きで信号待ちで象が停まってましたから。(笑)
NANAOさん
昭ちゃんの言っている、ラジオで行ってみたい国3つをあげた人たちって、誰なんでしょうね(笑)。
そうですね。私が最初にインドに行った1990年ごろ、カルカッタなんかでは新しく建った建物というのは見当たらなかったし、戦前に立った建物の上の方に菩提樹が生えても聖なる木だから抜けないし、町ぐるみ煤けているので、町を洗濯機に入れてさっぱりさせたい気分でした(笑)。
そんな変わらないインドが素敵で、「インドが変わる時代になったら世も末だよね」と言っていたけれど、すっかり変わったようですね。
日本ではホームレスが使うからと公園の水道を閉めたりいましたが、インドでは路上の蛇口がたくさんの路上生活者を養っていました。面白かったですね。
市場の場末の食堂で食べてもお腹を壊さないのと、「日本人はどうして必ず行くんだろう?」とインド人が不思議がっていたバナラシに行ったことがないのが、私の自慢です(^^♪
僕は高熱と下痢で病院に行きました。英語も出来ないから「ストマック バッド!」とか言って注射してもらいやっと動けるようになりました。
露店でなんでも食べたからなのか、歯磨きの水が駄目だったのか。
お菓子屋さんのショーケースを覗くと、ケーキの間に鼠がコンニチワしてましたよ。
懐かしい。
NANAOさん
ははは、日本の食べ物だけ食べている人は、腸内細菌の種類や数が少なさそうなので、仕方ないですね。O157とかも、腸内細菌さえ多ければなんでもなさそうだけど。
インドでお腹壊したことはありません。ただ、東南アジアのサトウキビジュースだけはお腹を壊します。絞る機械が錆びだらけ、細菌だらけなのです。
いつだったかカンボジアで長く住んでいる日本人と村に行くことがあって、サトウキビジュースを飲もうという話になって、私だって何年も住んでいるのだからと久しぶりに飲んだら、私だけお腹を壊しました(笑)。妙に悔しかったです。
恐れることはないけれど、細心の注意は必要ですね。
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