2020年1月15日水曜日

四苦八苦


手すり用の束(つか)は、所定の数をつくることができました。
  

で、別の作業に移りました。
テラスの床板は、鉄骨には直接釘打ちできません。そこで、鉄骨の上に腐りにくい堅材を渡し、それに床板をネジ釘で留めます。


角ノミには、夫が工夫してつけた、角ノミ用ではないドリルの刃がついています。


インパクトドライバー用の刃です。
ネジ釘は6ミリの六角ネジを使いますが、材の上に頭が出て床板の邪魔にならないように、浅い穴を開けておくのです。


それを鉄骨に留めます。
鉄骨の上に出ているボルトの頭を避けて、鉄骨の端にも短い堅木を留めます。


このとき、鉄骨にネジ釘より細い穴を、あらかじめ開けておくのですが、それが一苦労です。
高さがあるので、いつも使っているより長いドリルの刃が必要、短いドリルを使うより、さらに力が要ります。
ドリルの刃はすぐに切れなくなるのですが、たくさん買って気前よく使うという気持ちにはなりにくく、ついつい何度も使った刃で、力勝負してしまいがちです。一か所で30分も頑張ってもはかばかしく穴が開かないのでよく見ると、ドリルの刃が欠けたりしています。


もちろん、すんなり穴を開けることができるときもあります。
  

一日やっていれば少しずつ進みます。


陽が沈む前、ケヤキの枝が家の壁に影を落としていました。
もしかして、この角度から夕焼けを見たのは、初めてかもしれません。


今日は雨、そろそろやみそうな気配ですが。





2 件のコメント:

akemifujima さんのコメント...

知らない言葉を検索しながら、ようやく、理解しました(笑)
まず、角ノミ! 本当に恥ずかしい(先生に人間失格と言われても仕方ない・・・)のですが、
4面のノミの中をドリルが削り取るなんて!!!

で、そして、疑問なのですが、インパクトドライバーをそのまま使わず、角ノミの先端の変更で加工するのは、正確の垂直に空けるためですか???
ドリルの刃だけでも、かなりの費用がかかるんですね・・・。

一般に、建築物の見積では、材単価、工単価、あるいは、その複合単価とすると思いますが、
こういった工具の消耗品費用は工単価になると思います。
これまで、木工事の工単価って、ざっくり人件費だと思ってたんですけど、そんなことないですね・・・。

もう一つ、質問です。
こんど、持参するインパクトドライバーの用途では、釘打ち用だと思っていいですか?
釘径は何ミリぐらいになるでしょうか?

そんなこともわからないの!!!???です・・・よろしくお願いします。

さんのコメント...

akemifujimaさん
ドリルの刃を角ノミにつけるのは間違った方法なので、よい子は真似しないでください(笑)。インパクトドライバーで穴を開けると、ずっと体力が要ります。
工単価ですかね?大工さんによっては最近では手鉋も持っていない人もいるかもしれませんが、どんどん良いものを追求する大工さんは100万円もするような手鉋を複数持っていたりします。キリのない世界です。
友人の大工さんが自分の家の近くの駐車場に車を停めていて、車上荒らしにあったことがありました。彼は車より中の道具が惜しいと悔しがっていました。手塩にかけた鉋やノミ、使い勝手の良い電動工具など一切なくしてしまいましたので。
床板を打ちつけるビットは十字ではなくて四角い頭です。用意しますので、何も気にしないで練習のつもりで来てください(^^♪