2024年2月10日土曜日

瞳の大きいマトリョーシカ


昨日に引き続き、モルドヴァのマトリョーシカです。
道上さんの『マトリョーシカ ノート3』(2013年)には、このタイプのマトリョーシカは1930から40年代につくられたものと説明されていましたが、6年後に出版された『マトリョーシカアルバム 2019』には、1900年代中葉と書かれています。年代の決め手になる資料、ラベルなどがないのだと思われますが、1960年代以前のもののようです。


一番大きな娘の円筒形の台座の底にはラベルが残っていますが、マトリョーシカ、5個組(?)、CCCP(ソビエト連邦)くらいしかわからず、もちろんいつごろのものかわかりません。


ネットで見たモルドヴァの民族衣装です。


前掛けと被りものが、とくに強調されたのでしょうか。


小さい娘たちは、轆轤に乗せたマトリョーシカに筆先を当て、くるっと回しながら水平の線を引いていますが、大きい娘たちは線が途中で切れているので、かなりの技術を要すると見ました。


♬わたしたちは世界に一つの花♬
みんな違って、みんないい!







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