先日、市場籠を使っていたら、なんか痛い。
見ると、持ち手に巻いた蔓(さるなし?)がささくれだっていました。このまま使えば傷が広がります。
そこで、布を巻くことにしました。
端布の引き出しに、丈夫そうな反物の端布がありました。
しかし、カーブしている場所に使うので縞では模様合わせが大変、布が硬いのでカーブに馴染ませるのが大変。
ということで、強度は劣りますが馴染みやすい、絣の古着の端布を使うことにしました。
これで大丈夫。汚く縫っているのですが、絣なので目立ちません。
2008年から活躍してくれている市場籠は、他に傷んでいるところはありません。
この市場籠を編んでくれた岩手県一戸の鳥越もみじ交遊舎では、2018年ごろから、材料のスズタケに花が咲いて枯れて、技術の伝承の危機に直面しています。
スズタケは120年周期で枯れるとされていて、復興するには20年もかかり、その間に次世代の籠師さんを育てることが困難で、存亡の危機に直面しているというわけです。
スズタケが生えているところを探して、少しずつ編んでいるようですが、なんとか乗り切って欲しいものです。





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