2012年8月15日水曜日

イギリスの缶たち


妹のお土産にもらったMARKS & SPENCERの缶は、持って帰っている間に蓋がちょっとへこんでしまいましたが、今日見たら、また別の個所がへこんでいました。
どちらも裏から指で押したら目立たなくなりましたが、ぺこぺこと、えらく安っぽいことです。
せっかく素敵な缶なのだから、もう少ししっかりとつくってくれたら、誰もが喜ぶのにと、ちょっと残念です。


「イギリスの缶って、こんなにぺこぺこしていたかしら?」
と、手持ちの缶を出してみました。
買ったとき新しかったものも、古かったものも、どれもしっかりしています。

大きい缶の中にはへこんでいるものもありますが、ちょっと当たったり、上にものを乗せたくらいでへこんだものではなさそうです。
とくに19世紀に軍隊で使われていた缶は分厚く、梱包もしないで荷物として送ることもできそうなくらい丈夫です。

技術が進めば薄いものがつくれますが、MARKS & SPENCERの缶の薄さは、材料をけちるために薄くしているとしか思えません。


さて、家形の缶は、1970年代から使っているものです。


裁縫箱にしていた時期もあったし、何度も開け閉めしただけではなく、けっこうぞんざいに扱ってきましたが、どこもへこんでいません。


これは古い缶ですが、こちらもしっかりしたものです。


側面と蓋には、かわいい子どもたちの姿が描かれている、大好きな缶です。

 
 


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