2012年8月29日水曜日

可動棚



我が家の台所の隣は、食品庫、パントリーです。家を建てると決めたとき、自由に間取りできるなら絶対欲しかった、憧れの食品庫です。
おかげで、とっても重宝しています。この前の地震の時も、数日間、断水・停電しましたが、あわてることはありませんでした。

その食品庫の入って右側半分は食品庫ではなくて、何でも収納している、いわゆる納戸です。
まだ、間に合わせの食卓を使っているころ、椅子が食卓の下にうまく収められないので、いつも使う椅子二脚だけ出していて、残り二脚は右側の真ん中のスペースにしまっていました。
ところが、食卓をつくって以後、使わないときは机の下に収められるので、椅子はいつも出しっぱなしにできるようになりました。そのため、椅子をしまっていた大きなスペースが空きました。

そこに、なんでも手当たりしだい積み上げたので、雑然として、下のものがうまく取り出せません。何とかしなくてはというわけで、懸案だった可動の棚を、やっとつくることができました。


材料は、仮設小屋の一部だった木材、型枠に使った木材、息子の本棚を解体した木材など、すべてありあわせ、再利用のものを使いました。
釘穴が開いたり、黒ずんだりしていますが、気にしません。


棚に置いたものが奥に落ちると面倒なので、側板を張りました。側板は、野地板、抜きなどの残りを削って使いました。


途中で薄い板がなくなってしまったので、1×4も使いました。
再々利用(あるかなぁ)を考えて、できるだけ板の厚みはそのままで、削らないで使いましたが、見えないところだから、厚さの違いは気にならないでしょう。


最後に、用意してあったキャスターを取りつけて完成です。


さて、玄関で組み立てて、いざ設置しようとしたら、廊下すれすれです。
「あれっ、大丈夫かな?曲がれるかな?」
なんとか二度曲がった場所に、設置できました。
スペースの大きさを計っただけで、あまり考えもせずつくりましたが、奥行と幅があと2センチずつ大きかったら食品庫に入れられないところでした。
やれやれ。
 

収納力が上がり、すっきりしました。
床に散らばっていたものも全部収まりました。とくに、高すぎて食品棚に収めることができないで散らばっていた一升ビンを、全部収められたのは、私的には大快挙でした。


籠は、奥と手前と二重に入って入るけれど、格段に取り出しやすくなりました。
この棚を手前に引き出すと、その奥にしまってある幼児椅子、 ラッシュの椅子、曲げ木の椅子、傘など取り出すことができます。

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