2012年9月28日金曜日

カバさん


子カバさん。


口を大きく開けることができます。


母カバさん。


口をもっと大きく開けることができます。

というか、母カバさんの口は、行くところまで行かなくては、ゆるいのか、ちょっと途中で留めることができないのです。


どこの国のものだかわかりません。
日本かなと思ったのですが、母カバさんの首はこんな細工で、日本の木工では、あまり見たことがないもの、北欧にはよくある細工です。
単純にも見えますが、随所に手慣れた仕事が見え隠れしています。

骨董市で、まことさんの店先にいました。
「いくら?」
「二つで千円」
「買う、買う」
二つ返事でいただきました。


カバの母子は、しばらく居間のテーブルの上でにこにこしていましたが、昔の同僚のタムタムさんの友人の、日本一のカバコレクター、ヒポミさんに連絡してみました。
すると、ヒポミさんは持っていないし、見たこともないとのこと、喜んで贈呈し、母子は幸せなカバの国の一員になりました。

よかったね。カバさん!


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