薪ストーブを 点火する時、できたら新聞紙の使用は最小限にしようとします。
ドーナツ型に固く巻いた新聞紙に火をつけたら、拾った細い枝や大工仕事の木端などのつけ木を積み、その上に薪を積んでいきます。
今、ストーブを焚くのは毎日のことではないので、つけ木は落ちた枝や木端で間に合いますが、小さい頃お風呂を沸かすのに、山の下生え刈り、いわゆる二宮金次郎の芝刈り、粗朶を用意していました。
粗朶の束を少しずつ崩しながら、焚きつけとして使い、火吹き竹で火をおこし、それから割った松の薪を入れたものでした。
自分でつくった火吹き竹です。
化石燃料が普及する前は火吹き竹は必需品、日本国じゅう一家に一本はあった道具ですが、すっかり消えてしまいました。
火にくべればあっというまに燃えるので、消えるのもあっけなかったことでしょう。
いつも持って吹く、口元に近い方は、つやつやと光ってきました。
火吹き竹をつくってから、火起こしはちょっと簡単になりました。
2 件のコメント:
春さん懐かしい手順ですね。
実家では儀母の一日がはじまる音(パチパチ)と煙で私の嫁はグウグウ寝ていました。(大笑い)
昭ちゃん
家の中から火をなくすのが当たり前の時代ですが、家で火が燃えているって、人間の人間たるゆえんと言うか、なかなかよいものです。
でも、確かに昔のお母さんは大変でしたね。掃除も洗濯も料理も手がかかって。
子どもの頃、とくに冬は、お風呂を焚く番をするのは、暖かくて大好きでした。
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