こんな車がやってきました。
見ただけで、わくわくしてきます。
神戸から、だるま森+えりこさんと、Sさんが遊びにいらっしゃいました。
夫のfb友だちで、初めてお目にかかったのですが、うーん、お二人ともユニークです。
車に描かれただるま森さん、
そして、えりこさん。
楽器はどちらもだるま森さんがつくられたもの、ドラムはメキシコの洗い桶でできています。
緑色の楽器は、アフリカの楽器コラをイメージしてつくったもので、一緒にセッションをしたことのあるハンガリーの音楽家が、「波流音ハープ」と名づけてくれたそうです。
私たちだけのためにパフォーマンスをしてくださることになっていたのですが、あら偶然、東京からアフリカがご専門(うまく表現できませんが、アフリカを資源としか見ない学者とは違います)のKさん、みちこさんご夫婦がいらっしゃって、一緒に観聴させていただきました。
一曲目、えりこさんがドラムを叩き、
だるま森さんは、外から賑々しく入ってきます。
取りいだしたるは、やはり自作の大黒さま。
歌は、♪ええじゃないか、ええじゃないか♪をアレンジした、ものなどが入っています。
そのうちに、
さげものの中から五福人が出て来て、
大黒さまが出て来て、
これで七福神というわけです。
丸に福は、福島の福のようです。
恵比寿さまは腕人形ではなく、頭に収まりました。
恵比寿大黒はボール紙でできているそうです。
お次は、だるま森さんが波流音ハープを即興で奏でながら、えりこさんがつぶやく音楽でした。
波流音ハープの音の美しいこと。
後でご一緒に弾かせていただきましたが、楽しかった。これは波流音ハープとしては十七代目、十八代目からは、ボール紙でつくるそうです。
だるま森さんは、画家として五年ちょっとニューヨークで暮していました。仕事も生活も軌道に乗っていたのですが、湾岸戦争を契機にいろいろ考えるようになり、日本に戻っていらっしゃいました。
ところで、ニューヨークにいたころ、ブラックアメリカの人たちの音楽クラブに入れてもらっていました。余所者は彼一人、アメリカの白人さえメンバーには入っていなかったそうです。
だるま森さんが帰国を決めたとき、その音楽クラブの長老が彼を抱きしめて、耳元で、
「 ごろう(本名)、これは、俺たちの音楽だ」
と言ったそうです。
それが、アフリカの楽器を弾くのではなく、自分で楽器をつくり、自分の音楽をするきっかけでした。
だるま森さん+えりこさんとSさんは、次の興業先の郡山へと、旅立たれて行きました。
素敵な夜でした。
6 件のコメント:
これは愉快ですね、
自然を謳歌するってこんな人たちがまだいるのですね。
楽しさが伝わります。
昭ちゃん
ときどきぶっ飛んだ人にお会いすると嬉しいです。自分はなかなかぶっ飛べませんから。
夫がチンドン屋さんみたいな人が来るというので、すごい楽しみにしていたら夫の勘違い(笑)というか、もっと面白かったです。
手拍子はしましたが、恵比寿大黒で「ええじゃないか、ええじゃないかとダンスしたらもっと面白かったかもしれません。
すっかり「八郷の日々」に訪問することを怠ってました。だるま号が落日荘の坂道が果たして登れるか心配してましたが…。大丈夫のようでしたね。
姫路もようやく暖かくなりました。あと2週間ほど経てば、大好きな土筆がにょきにょきと顔を出すことでしょう。まずは、ごま油炒め醤油味で…そして天婦羅、最後に佃煮…。年に一度の楽しみが近づいてます〜
Pikuさん
ご訪問ありがとうございます。Pikuさんといい、だるま森さんたちといい、居ながらにして素晴らしい音楽を堪能することができ、これも招き猫ならぬ招き家のおかげだと思っています。楽しいひと時でした。
Pikuさん、つくしの卵とじはしないのですか?下茹でしたのを、わりしたに入れ、沸騰したらといた卵を流し込むだけですが、美味ですよ。下ゆでして冷凍しておけば、ずっと食べられます♪
子どもの頃は、卵とじで食べた記憶があります…炒め物も砂糖醤油味しっかりと炒めて食べてました。今は胡麻油でさっと軽く炒め、軽く醤油味ってのが一番好きかな? 明日、土筆を採りに行きます。(^。^)
Pikuさん
つくしはこちらもちらほら見かけますが、本命はまだです。摘むときはたくさんあればある程嬉しいのですが、袴を取るときは、「どうしてこんなに摘んできたんだろう」と恨めしくなりますよね。
二時間以上袴を取り続けた年がありました(笑)。
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