2014年3月6日木曜日
アンクルウエイト
夫が、1キログラムのアンクルウエイトを買いました。
「あらっ、どうするの?」
「病院で進められたんだ。体操するときつけるといいって」
夫は膝の軟骨が減っていて、骨が擦れてときどき痛くなります。そして、痛さが我慢できなくなったら、病院でヒアルロン酸の注射をしてもらいます。
私は、背骨を傷めて入院していたとき、リハビリの時間に足につけてもらって、初めてアンクルウエイトを知りました。その後、こいけさんが足首に巻いているのも見ました。
「こいけさん、これをいつもつけているのよ」
「えっ、体操する時じゃなくて?」
「うん、四六時中」
「家の中でだけだろう?」
「ううん、外へ行くときも。だって私が見たの外でだもん」
草の根鍼灸院のこいけさんとお連れ合いのようこさんは、息子たちより若いのに、いまから足が悪くならないよう、アンクルウエイトをつけて予防しています。人は足から衰える、だったら足を鍛えておこうというのが、彼らご夫婦の考えです。
「欲しいかい?」
「そうねぇ」
夫のアンクルウエイトをつけて歩いてみましたが、しばらくすると、重くて歩き方が変になります。
「500グラムのを買ってもらおうかな」
500グラムのアンクルウエイトが届きました。足首に巻きつけても普通に歩けます。
先日、暮しの実験室でライブがあったとき、こいけさんにお会いしました。
「あ、ちょっと重しを見せてやって」
と足元を、夫に見せてもらいました。
なんと1キロではなく、彼は2キロのものをつけていました。二年ほど前に1キロからはじめ、1.5キロ、2キロと増やしたそうです。
「歩きにくくない?」
「もう慣れちゃって全然平気。でも、2.5キロに増やそうか、3キロにしようか迷っているんだよね。3キロのはけっこうかさばるから」
すごい!
2キロなんて今はとうてい考えられませんが、私も0.5キロのアンクルウエイトをつけはじめました。長時間座っていて立ったときなど、つけていたことを思い出しますが、ほとんど忘れて過ごせます。
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