2015年3月17日火曜日

不思議な棒


全体に彫り模様のある、35センチ長さの棒です。
いったい何でしょう?
最初、染色の版木かと思いました。

 
でも、染色の版木ではなさそうです。
版木なら、彫り込んだ凹面に目鼻を彫る必要がないからです。


お菓子の型でしょうか?
そうだとすると、変形的な六角形をしているのが気になります。
平らな、板のようなお菓子にこの棒を回しながら模様をつけていくとしたら、正六角形の方がずっと使いやすそうです。
木口には、脂(やに)を押しつけたような、印がついています。


彫った人がつけたものでしょうか? 使った人がつけた目印でしょうか?
 

片方の木口には、持ち手がついています。


模様は人や動物です。

 
模様からしても、木口に印のついているところからしても、なんとなくアジアのものに見えます。


アジアで、木彫りに秀でた国と言えば、インドかインドネシアだと思うのですが、この男女を見ると、そのどちらか、見当もつきません。


抽象的な模様を見ると、もっとわからなくなります。


古代のものではないのだから、まさか計算棒ではないでしょう?
それとも、占いの棒の可能性もあるでしょうか?






6 件のコメント:

hatto さんのコメント...

一番下に、答えがあるのかな~ってさがっていったけど・・・なかった(笑)
一体なにでしょうね?陶器のレリーフ用でしょか?謎は深まるばかり。

さんのコメント...

hattoさん
不思議でしょう?
型にしては、大き過ぎるし、ただ彫ってみました、というだけでしょうか?(笑)
確かにタイルに連続模様がついていると面白いけれど、どうでしょう?もし型なら、できたものを見て、「なあるほど!」と言ってみたいものです(笑)。

コバ さんのコメント...

いつも楽しく読ませてもらっています。同じ物を持っているのでびっくりして初めてコメントします。
私のはもらったのですが、”ネパールのカレンダー”と聞きました。でもどうやって読み取るのかは全然わかりません。

さんのコメント...

コバさん
はじめまして。そしてありがとう。納得です。木彫りというとヒンドゥーとの関係で、インド、バリ、カンボジアなど思い浮かべましたが、ネパールは思い出しませんでした。そういえば、カトマンズの寺院なんか、すごい木彫ですよね。
カレンダーはいろいろあるだろうと想像できます。そう言えば、月みたいなの、太陽みたいなのも彫ってありますね。とってもすっきりしました。本当にありがとう。
また、遊びに来てくださいね。

hummingbird さんのコメント...

すごいですね~、もうお答えが!
一読者の私でさえ、すっきりして嬉しくなりましたから、春さまのすっきり感はいかばかりかと♪

いつも楽しませていただいて、本当にありがとうございます。

さんのコメント...

hummingbirdさん
はじめまして。いつも楽しんでいただいて、そしてコメントいただいてありがとうございました。
そうなんです。本当にすっきり。コバさんに感謝です。世界には農事カレンダーとか、祭事カレンダーなどいろいろあるんだろうなと、関心も広がりました。日本の農事カレンダーにも、「一粒万倍日」が散りばめられていて、その日に種を蒔きたくなりますものね。
また、遊びに来てください。