2019年9月10日火曜日

種蒔き機

昨日の昭ちゃんのコメントに、旭川の博物館で種蒔き機を見たことがあるというお話がありました。
おりしも今朝、帯広を舞台にしたNHK連続テレビ小説「なつぞら」に、ブリキでできた太い襟巻のようなものを両肩に回しかけて、胸元から種が出てくる種蒔き機が、開拓時代の種蒔き機として出ていました。

今回の北海道の旅で、小平町の資料館でも種蒔き機を見たような気がしますが、羽幌町の郷土資料館で見たものしか写真はありません。


これです。
前に置いてあるブリキでできたタコの脚のようなのも、後ろの三連の丸いのも、どちらも種蒔き機です。
これらはてっきり畑で使うものだと思っていましたが、


ネットで何と、タコの脚の種蒔き機を使っている画像を見つけました。田んぼで米を蒔くもののよう、田植えしないで直播をしていたのでしょうか?
そして、丸い方の種蒔き機は、どうやって使うかわかりません。

追記:

のらさんが帯広の「百年記念館」の特別企画展示、「十勝開拓日記ー史料が語る近代」というのを見て来て、種蒔き機の写真を送ってくれたので、自分の記録のためにも、写真を掲載させていただきます。


これはラッパという名の播種機で、種や肥料を上から入れ、首にかけて歩きながら、胸の穴から蒔きました。


大豆蒔き機。
奥のは紐で円盤が回り、一定の間隔で大豆を蒔いていくもの、手前はその改良型で、紐の代わりにチェーンを使っています。

のらさん、ありがとう。






6 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...

先住民アイヌの時代はもう観光用でしか見られないのでしょーか、
独特な骨相や文様なのに金田一さんの資料があるの
松前藩が関わっていますからね。

さんのコメント...

昭ちゃん
今回は地名などからアイヌを感じるくらいでした。
しかし、北海道に初めて行った1994年の思い出はアイヌ色一色でした。「全国牛乳パックの再利用を考える連絡会」の札幌大会で行ったのですが、基調講演がまだ国会議員になられる前の萱野茂さんで、大和民族が来た頃のアイヌの苦難の話をたくさん聞いたのが強烈で、そのあとのことはまったく覚えていないくらい(笑)、そのときは二度と北海道には来られないと思うほど、落ち込んだものでした。
また、行ってしまいましたが、行ってよかったです!

昭ちゃん さんのコメント...

ほんの一例ですが物を数えるときは
始めで一つ終わりで一つ10個が12個の勘定です。

さんのコメント...

昭ちゃん
アイヌの数え方ですね。
了解!ちょっと落語っぽいですね(^^♪

のら さんのコメント...

『なつぞら』私は見ていないんだけど、首に掛けて胸元から種が出てくるのは通称『ラッパ』という播種機ではないかと思います。
空港に行く前に時間があったのだから、帯広百年記念館に行けばよかった。農機具の展示があったのに。

さんのコメント...

のらさん
コメントできたのですね!よかった。
そんな、もうあれで十分でした。ありがとうございました。
テレビは小道具をきっと帯広百年記念館から借りたのでしょうね。東京から帯広に訪ねてきている女性たちがみんなズボンをはいていて、見ていていらいらしました。あの頃は北海道旅行だってスカートですよ。それに70年代になって女性がズボンをはくようになったときは、裾の広いベルボトムでしたしね(笑)。関係ない話でしたが。