2022年6月6日月曜日

2つの風呂桶


先週の金曜日のこと、夫が水道の部品が足りないとホームセンターに出かけた留守に、いつもの材木屋さん(の住宅設備部門)から琺瑯仕上げの風呂桶が届きました。
とりあえず、玄関前に降ろしてもらうことにして、運んでいるのを見るととっても重そう、4人がかりでやっと運んでいます。訊けば120キロあるとか、車2台で4人で来た理由がわかりました。
ところで、風呂桶は2つ持ってきてくれています。確か息子は風呂桶は1つでいいと言っていたような、私は戸惑い、2つ目の風呂桶を降ろすのをちょっと待ってもらうことにしました。
そこへ、運良く夫が帰ってきました。
「風呂桶が2つ届いたんだけど、1つでいいんじゃなかったっけ?」
「2つで設計しているんだ、いまさら替えるわけないだろう」
あぁ、そうだったんだ!


重いので、私は長い距離を運んでもらうことに遠慮があり、玄関先においてもらおうとしていましたが、夫は彼らにてきぱきと指示を出し、風呂桶を室内の洗面所まで運んでもらいました。廊下は狭く、風呂桶は横に倒さないと入れることができず、横にすると持ちにくく、重く、4人は休み休み、ときおり手をはさんで悲鳴をあげたりしながら運んでくれました。
夫が、
「そんなに重いのか?」
と途中で持って見たのですが、1人で持ち上げようとしても、微動だにしませんでした。


2つの風呂桶が、壁を張っている最中だった洗面所を占領してしまいました。

風呂桶を据えつける前に、お風呂場のコンクリート工事とタイル工事をしなくてはなりません。幸い、お手洗いの壁はまだ張ってないのでそこからお風呂場に入ることができます。
それよりなにより、こんなに重いのに、排水口と排水パイプを、桶底でどうやってつなぐの?風呂桶の下が水浸しになるなんてことはないの?
母屋の工事のときも、風呂桶の設置には苦労しました。窓から風呂桶を入れて、チェーンブロックで吊って微調整しましたが、2つ並べて置くため、1つ目はいいとして、2つ目の風呂桶は、吊り上げるために掛けた縄を最後に外すとき、余裕(隙間)がまったくなくて、とても難しかった記憶があります。
私は気をもみますが、夫は何も苦にしていないようです。


家をつくるって、結構大変だ!
風呂桶を見て、いつもは感じてないプレッシャーを感じてしまいました。
「風呂場の工事を、もうはじめる?」
「いや、まだ電気工事だ」


夫は今、あちこちにスイッチをつけたり照明器具を設置したりしています。
お風呂は、そのうちなんとかなるのでしょう。





 

2 件のコメント:

af さんのコメント...

風呂桶2つなんですね。そして、重そう!!!
重量は南側に設置したサッシと比べて、どうなんでしょうか?

ところで、ホウロウのお風呂が登場したのはいつのことだったのしょうか・・・
私が小さいときは、祖母の家の土間に設置された木のお風呂でした。
当時は、お風呂は2,3日に一度しか入りませんでした。
それでも、内風呂があるということは贅沢なことだったように記憶しています。
そして、その後、祖母の家は建て替えた際に、ステンレス浴槽になりました。
なんとなく鍋に入るような気分になります。

まだまだ、工事がありますね。
タイル工事もやられるんですか?

さんのコメント...

afさん
タイル工事もやるんですよ。嫌になっちゃいますね。私は嫌い!(笑)
琺瑯のお風呂はいつごろできたのでしょう?私が小さいころは鉄のいわゆる五右衛門ぶろ、木の蓋みたいなものを踏み込んで入っていました。両親の住んでいた4階建ての社宅のお風呂は、木桶で楕円形のもの、タイルの部屋に置いていました。
その後はどうだったんでしょう?ガーナも、タイもカンボジアも浅い湯舟は磁器でできていたような気がします。鋳鉄磁器仕上げとか、鋳鉄琺瑯仕上げだったかもしれないです。猫脚がついていたのもあって、やはりタイルの部屋に置いてありました。それも重そうだけれど、排水管をつないだりしないで、排水口のある部屋に置くだけだから楽ですね。筑波では、プラスティック(ガラス繊維強化ポリエステル?)の湯船だったように記憶しています。
ステンレスのお風呂はよそ(西式の病院とか)では入ったことがありますが、自分の家では経験がありません。確かにお鍋を想像するかな?わりと快適でしたが。