庭の一部の陽の当たらない場所に苔が蔓延り、いっそ苔庭にしたいと思ったことがありました。ところが、その間から生えてくる草を抜こうとすると、苔はあっさりはがれてしまうのです。
それほどきれいに生やすのは難しいのに、苔は生えなくてもいいところにはあっという間に繁殖してしまいます。
作業棟の下屋の屋根の下です。タイルがいい感じに水を含むのか、苔だらけになりました。
しばらく前にすっかりきれいにしたのにと、ブログをひっくり返してみると、8月に苔を取り除いています。なんと数か月でまた苔だらけになってしまったのです。
夏は暑かったのに、秋には雨も少なかったのに、苔はへっちゃらです。
さて、この冬苔を取り除く時間があるかどうか? 秋になって、草刈りの頻度は減ったけれど、これからは落ち葉かきをしなくてはなりません。
落ち葉はそのままにしておけば、土のいい栄養になると信じていましたが、さび病などの菌が落ち葉の中でぬくぬくと越冬して繁殖するので、とくにコブシやトチの木の下は、きれいに掃き清めなくてはなりません。苔まで手が回りそうにありません。
タイルを敷いたころの写真と比べると、ジンジャー(奥、左)が貧弱なのがわかります。それもそのはず、昨年、イノシシに掘り返され、根を埋め戻すのが遅れたので、今年は勢いがなく、花も少ししか咲きませんでした。

