山道などを長時間徒歩で行かなくてはならないとき、頭の上に荷物を乗せて歩く文化のない地域では、背負子はたいへんなすぐれものです。
ここ八郷でも、畑に行くときは、鎌などの道具を背負子に入れて背負っているおばあちゃんによく出会います。むしった草を入れるにも、収穫した野菜を入れて帰ってくるのにも、たいへん便利です。
これはラオスに住む山地民たちの背負子です。山地民はタイにもヴェトナムにも住んでいて、国境はあとから引かれたので、ヴェトナムでもタイでも、似たような背負子が見られます。
ヴェトナム戦争のころの、ホーチミンルートの写真を見ると、歩いている人たちは、たいていこんな背負子を背負って歩いています。
これらは、竹とラタンでできています。
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