2010年6月6日日曜日

猪熊弦一郎のおもちゃ



友人のタムタムさんが、我が家にあるのと似ている土の玉の、写真の切抜きを持っているからと、雑誌『ミセス』(1978年)の切抜きを送ってくれました。画家、猪熊弦一郎のコレクションの写真です。

なるほど、私の持っているフランスのビー玉とそっくりの玉たちです。
そういえば私も、『ミセス』や『季刊銀花』で、猪熊さんのコレクションを見たことがあるのを思い出しました。つくり手のぬくもりが伝わってくるような、素敵なおもちゃばかり、持っていらっしゃいました。

で、ネットで検索してみました。

ありました。『ミセス』の連載をまとめた、『画家のおもちゃ箱』(文化出版局、1984年)という本が、出版されていました。ところが、この本はとてつもなく、高額なのです。発売当時に8,400円でしたが、現在では、少し値が落ち着いたとはいえ、五万円もします!!一時は十万円もしたとか、これでは、幾らなんでも買えません。

とういわけで、復刊ドットコムに登録して、復刊を希望するコメントを送りました。復刊されるといいのですが...。『季刊銀花』も今年の2月で廃刊になったくらいですから、あまり期待はできませんけれど。

それにしても、タムタムさん、貴重な取って置きの写真を送ってくださって、ありがとうございました。

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