コバルトブルーの薬ビンたち、いつ、どこで手に入れたか、すっかり忘れてしまっているものです。
でも、ネット時代のこと、陽刻があったので身元が判明しました。
右二本は、胴全体に、BROMO SELTZER、EMERSON、ORGU CO.、BALTIMORE,MDと陽刻があります。
アメリカのメリーランド州ボルティモアでつくられていた、鎮痛剤ブロモセルツァーのビンでした。
エマーソン製薬会社は、1911年に創業されました。
ブロモセルツァーは、手広く売られていたものか、いろいろな広告があります。
この馬車は、ブロモセルツァーワゴンと呼ばれたもので、馬車の脇に広告が描かれています。これで鎮痛剤を売り歩いたのでしょうか?
ビンはけっこうこすれているので、もとは、アメリカで盛んな(といっても極々マイナーだとは思いますが)ボトルディギングによって、地中から掘り出されたものか、あるいはビーチコーマーの手によって、渚で拾われたもののようです。
もう一つのビン、蓋を閉めるところの突起がかわいいビンです。
これも、底近くに、BROMO SELTZER、EMERSON、ORGU CO.、と陽刻があるので、同じブロモセルツァーのビンです。
どっちが先だったんだろう?
コバルトブルーのビンには、なんとなく惹かれてしまいます。
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