2017年7月10日月曜日

銅の薬缶


しばらく前に、薬缶を新調しました。
十年ほど使った薬缶が、いつもガスレンジの上に置きっぱなしなので汚れがこびりつき、ごしごし洗ってもきれいにならず、しかも何度か空焚きしたので、底はぼこぼこになっていました。


じつは、薬缶なら新しく買わなくても、二つも予備を持っています。
これらは、昔は実際に使っていたものですが、どちらも繊細なつくりなので、薬缶を火にかけたら必ずどこかに行って、火にかけたことを忘れてしまう夫に、使わせるには不安が残ります。
だからといって、
「ダメになっても惜しくないや」
と、間に合わせに気に染まないものを買って、愛着もなく、我慢しながら使うのは、もう懲り懲りです。


この薬缶は、使うたびに残り湯を捨てて、逆さにして乾かしたいのですが、注ぎ口しか開いていないので、ちょっと面倒です。


これは、持ち手が木ですから、夫がいつか焦がしてしまうに違いありません。
とてもとても、安心して日常使いにはできません。

ステンレスの薬缶は空焚きすると焼けて、磨くのが大変です。だから、今度新調するなら、鉄瓶か銅の薬缶にしようと、前から決めていました。


そして、機が熟して、この銅の薬缶がやって来たのでした。
銅ですから、使い込むにつれて、よい味が出てくるはずです。新しい時がベストではなく、使い古したものの方が味があるものは、使いがいがあります。
これまで、1.5リットル入りの薬缶を使っていたので、1リットル入りは小さいかとも思いましたが、洗い易い、よい大きさでした。
 

底はもうこの通り、味が出はじめています。

夫は、持つときに鍋掴みが要るので面倒だとか、ちょっと容量が小さいなど、最初文句を言っていましたが、このごろは、薬缶とのつき合い方がわかって来たようです。







6 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

素敵な胴のやかんですね!これからが楽しみですね。
私はどうしてもやかんをきれいにキープすることができません。なので油焼けだらけです。でもフィンランドOPA社のすっきりしたデザインが気に入っていっているので買い換えられないです。やはり持ち手が木や樹脂ではないので鍋掴み必須。慣れが必要ですよね。旅行の際アディーのお世話にとまりに来た義姉はうっかり直に掴んでしまったと言っていて申し訳なかったです。

さんのコメント...

hiyocoさん
薬缶をきれいに使うって、エネルギーが要りますね。一回一回棚に片づけるというわけにもいかないし...。毎日洗うつもりでも、すぐ崩れてしまうし...。
OPAの薬缶素敵ですよね(^^♪私も大好きですが、ステンレスは、一度汚くしたらなかなかきれいにするのが難しい。銅なら、いざとなったら酢で磨いたら、ピッカピカに戻るようです。と言っても、銅は玉子焼き鍋があるだけ、こっちはめっちゃくちゃ汚くなっているので(笑)、薬缶がきれいに保てるか、保証の限りではありません。
うちでは、もともと鍋掴みが必要なものが多いので、夫は慣れているのですが、問題は使ったらちゃんと返さないこと、鍋掴みは毎日、台所だけでなく食卓のあたりまで、放浪しています(笑)。

岩崎駿介 さんのコメント...

そうではない、しょうがないからら付き合っている。

さんのコメント...

なっ、なんてことを!

hiyoco さんのコメント...

夫婦漫才(笑)?旦那さん、春さんのブログを読んでいるんですね。夫は私のブログを一度も読んだことないです。なのでこのようなツッコミ入らないですね~。読んでたら「君は遊んでばかりだな」とチクチク言われそうです。

さんのコメント...

hiyocoさん
まぁ、なんてことを...。お粗末さまでございました(笑)。
時折のぞいて、使える写真があるときはfbに使ったりしているようです。いつも、「ブログを書くなんて性に合わない」、「趣味の世界だ」などなど、悪くも言っています。
まぁ、人生はただの遊びですから(笑)、聞き流しております。