2019年6月15日土曜日

引き出しづくりは、お好き?


駐車場わきの引き出しと本棚づくりが、少しずつ進んでいます。
本棚を乗せる棚は、本棚と書類の重さをすべて受け止めなくてはならないので、頑丈につくる必要があります。柱に刻みを入れ、前後に厚み7センチの「梁、というのかな?」を差し込み、それに3センチ厚の板を置きます。


奥の梁は、高さは7センチでも奥行きはそう必要ありません。両脇の柱と「つら」になるくらいの、薄い材を入れました。
手前の梁は、その上に金属のレールを設置して、本棚部分の敷居にもなるので、幅広につくり、内側から叩き込みました。


手前の梁の内側は、棚板を乗せられるよう、切り込んであります。


この引き出しには、電気工事用のもの一式を入れます。
電気工事をするのは夫だけなので、私はいったい何があるのか、どれくらいの深さの引き出しが必要なのか、まったく知りません。夫はこれまで、何もかもコンテナや段ボール箱にざっくり入れて、工事が終わると作業棟の軒下のあちこちに積み上げたり、散らかしたりしています。だから、私もこれまで手のつけようがなかったのです。
それでも片づけたい気分になったのはよいこと、最大限の協力をしたいのですが、たくさん、しかもごちゃごちゃしている材料(工事用の道具の方は、それでもほぼ場所をつくってある)をいちいちチェックするのが面倒で、巻いた電線が入るだけの大きい引き出しを確保して、後は適当に使ってもらうことにしました。

引き出しの外箱は、いつものように二つつくって、離して入れました。
一つでつくるよりつくりやすいし、持ち運びしやすいし、微調整もしやすいしと、三拍子も四拍子も揃ったやり方だと、自画自賛しています。


二つの箱の間には、わざと隙間をつくっておいて、ここも利用します。


さて、夫が自分のFacebookに、私が引き出しをつくっている写真を載せたところ、
「春さんは、引き出しとか棚とかが好きですね。好きだからお上手ですね」
というコメントを貰ったそうです。私は夫のFacebookをあまり見たりしないのですが、こと私に関することなので報告してくれました。

これって、もしかしたら誉め言葉のつもりだったのでしょうけれど、正直、二人ともいらっとしました。勘違いされているのです。私はべつに、引き出しや棚をつくるのが好きで、隙間さえ見つければ、嬉々として引き出しや棚をつくっているわけではないのです。

私は、家づくりは好きです。でも、棚や引き出しづくりが特別好きというわけではなく、必要だからつくっています。
例えば、この写真だけ見ても、壁板を張ったのも、漆喰壁の下地を張ったのも、手前にコンクリートブロックを並べたのも、ブロックの間にタマリュウを植えたのも、生け垣を刈りこんだのも私です。また、私がやったことは目に見えますが、夫はここに、水道工事や電気工事をしています。でも、タマリュウを植えるのがお好きですねとか、水道工事がお好きですねなどと言われることはないでしょう。私たちが同等の重みでやっていることも、引き出しや棚となると目立ってしまうのかもしれません。
もっと深く考えてみて、勘違いしないでと言いたいのです。

まぁ、こんなことでイラっとしてしまうということは、夫婦そろって人間ができていないということかもしれません。
私自身も、言葉には気をつけたいものです。


さて、引き出し部分は外箱だけは真ん中の隙間も含めて完成、次は棚に取り掛かりたいところですが、今日は朝から、かなりの雨が降っているので、たぶん作業はお休みです。








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