電気工事関係のものと、水道工事関係のものを入れる引き出しができました。
前板など、見えるところには杉を使っていますが、粘りが欲しい引き出しの「受け」や「箱」部分には、手持ちのSPF材(北米産針葉樹)を使いました。左は、先日片づけたビニールハウスの倉庫にあった集成材、仮設ビニール小屋に住んでいたとき、食卓として使っていた板でした。
右は、10年ほど前に1×4や1×8材でつくってやった息子の部屋の棚の板ですが、模様替えで不要になったとのこと、分解して返してきたものです。
この二種類の材を再利用して、引き出しをつくりました。
引き出しの枠をつくり、底をつけ、底板を隠すように、杉の前面板を貼り、取っ手をつけます。
これさえ収まれば、後は何とかなります。
ここまでつくった時点で、夫に引き出しにしまいたいものを集めてもらいました。
ごちゃごちゃ、雑然。
しまいにくそうな電線がたくさんあります。
水道工事関係のものは、電気工事関係のものより、いっそう雑然としています。
パイプのつなぎはともかく、ただの塩ビパイプの切れ端もあります。
塩ビパイプの切れ端は、引き出しにしまうようなものかという、素朴な疑問もわいてきます。
電気工事に使う部品の中には、数年間放置されていて、埃だらけのものもあります。でも、
「これ、捨てていい?」
と訊くと、たいていは、
「ダメダメ、使えるから」
という返事が返ってきます。
「捨てるのは、いつでもできる」
と言うのが夫の口癖、捨てるという選択肢は頭にないようです。
まっ、仕方がない。あちこちの箱から似たものを集めて、引き出しに納めます。
仕切りもつくります。
ソケットもたくさんありました。もう一軒、家が建てられそうです。
だいぶできました。
まだ、ファイル棚を覆う扉はできていないけれど、ファイルも入れてみました。
引き出しに必要な厚みをまず取ったので、ファイル棚の高さは制約されました。A4サイズが29センチだから棚高は31センチあればなんとかなると思ったのが間違いのもと、ファイルの中には31センチ以上のものがありました。
「残念、入らない!」
書類棚はもう一か所つくる予定なので、今度は高さを32センチ以上にしたいと思います。
全部収納しても、二つばかり、引き出しが余りました。
まっ、ちょうどいい大きさだったということです。
ファイル棚には扉をつけます。2枚引き違いだと1枚の扉が大きくなり、張る板も制限されてくるので4枚にしようか、どうしようか迷っているところです。
13ミリの板を横張りにすれば、2枚でもいける、たぶん、2枚に決まるでしょう。
雨は降りこまないので湿気は大丈夫ですが、ドロバチはちょっと心配です。ドロバチは隙間がなさそうなところにでも入り込んですぐ子育てをします。
4 件のコメント:
ドロバチじゃなくて、ドロボウは大丈夫かな…?と思ってしまいました。
工事用ファイルが欲しい知的ドロボウとか、電線が欲しいコソドロとか…。
karatさん
あっ、ファイルは全部書類、昔の夫のノートや機関誌やレジュメです。
泥棒ですか?考えたこともなかった(笑)。まさか来ないでしょう。車できたら音が聞こえるし、音を聞いて隣に通報して坂道を車でふさいでもらったら、泥棒は逃げ道がなくなります。
近くの、うちより来やすい(逃げやすい)ところに工務店の倉庫があっていいろいろ置いてあるけれど、丸見えだけれど、鍵もかかっていませんよ(笑)。田舎はいいいですね(^^♪
もし、泥棒が入ったら、落日荘を知ってる人の犯行でしょうね。そして、それなら、あげてやるよ!って先生がいいそうです^_^
引き出しに奥行きも深さもピッタリ収まったケーブル、こんな風に素敵なところにおさまれたケーブルも珍しく、ケーブル人生として思わぬ誤算と寛いでいそうです。
akemifujimaさん
知っている人の方がもっと来られないでしょう。あんまり死角もないし(笑)。
そうそう、電線や塩ビパイプが、優遇されて落ち着かない思いをしているかもしれません。
引き出しを開けてある写真の手前の緑色の紐は、原発事故がどうなるかわからなかったとき、避難先の伊豆の海岸で拾ったものです。片方に留め金が片方に拾った練習用のゴルフボールがついていて、トラをつないでトイレをさせようとしたもの(笑)、もういりませんが、引き出しも空いていることだし、記念に取ってあります。
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