2019年10月1日火曜日

あちゃぁ!

客人があったとき、7人でカレーを食べることになり、6本揃いの木の匙を全部出そうとしました。


あれっ、何か変!


匙の先がぎざぎざです。
何てこと、夫が土鍋の底にこびりついたご飯をがりがりして変形させ、私に気づかれないように洗って、入れておいたに違いありません。
その日は木の匙をやめてステンレスのスプーンを出しました。


木の匙はいろいろありますが、たいていは厚ぼったくてすくいにくいものです。
ところが三谷龍二さんの匙は、とっても薄くて使いやすいのです。しかし、薄いがために、我が家では災難に逢いやすくなっています。


今では中学三年生になっている男の子が小さかったころ、かんしゃくを起こして噛んで割った匙は、お隣のKさんに漆でつないでもらいました。
匙部分だけでも漆をかけた方が強くなると勧められたのですが、決心がつかず、つなぐだけにしてもらいました。
その後何年も壊れず健在です。


もう一本、夫が土鍋の底のおこげをはがそうとして大きく割ったのも、Kさんに修理していただきました。
大きく割れていたので、これは漆でくっつけるだけでなく、漆を塗ってもらわなくてはなりませんでした。


6本の匙のうち2本まで夫が壊すとは、なんてことでしょう。そのくせ、夫は木の匙が大好きなのです。西洋人の客があるときはステンレスにしてと言っているのですが、次には忘れて木の匙を使おうとするくらいです。
ちなみに、西洋人は木の匙は使いたがらないように、私には見えます。

さて、今回ばかりは修理の仕様がありません。いつか削って、小さめの匙にできたらする以外ありません。

これまで、夫は何本ものご飯杓文字を変形させてきましたが、変形させるのは杓文字だけにして欲しいものです。









4 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...

姐さんSATOさんからご利用ください・

hiyoco さんのコメント...

こんなに擦り減るまでガリガリやりますか~(笑)。

さんのコメント...

昭ちゃん
ご連絡ありがとう。

さんのコメント...

hiyocoさん
いつも考えより行動が先、そしてやっているうちに夢中になり、何もかも忘れてしまうのでしょうね。
とってもがっかりですが、仕方ないです。
ご飯杓文字はすごいですよ。これまで幾つ変形させたか!私はどこの家でも、杓文字というものは変形するものだと思っていたので、うちのだけと知ったときはびっくり仰天しました(笑)。