2019年10月29日火曜日

ハナワラビよりツワブキ

先日、イノシシの講習会で集落の人たちが集まったとき、一人の方から、
「ハナワラビは出てきたかい?」
と訊かれました。
しまった、その方からハナワラビの株をいただいたことすら覚えていませんでした。しかもとっさに、
「はい、出てきました」
と嘘をついてしまいました。わぁ、どうしよう。
あれから、植えた可能性があるところを探していますが、どこにも出ていません。こうなったら、花木センターに行ってハナワラビを買って来なくてはと思いながら、まだ行けないでいます。

しばらく前からお風呂の外にツワブキの花が咲いています。ツワブキはもう15年も前に、Kさんからいただいたものです。
お風呂の窓からは見えるのですが、外に出るとほとんど見えません。


というのは、お風呂の窓の外には目隠しのモチノキを植えているからです。
移植したときには、夫が先走って買って他のところに植え、ほったらかしにしていたモチノキだったので、樹形が崩れていました。
それを適当に植えてまた放っていた(手が回らなかった)ので、混みいっているところは混みすぎてうどん粉病が出ているし、枝のないところにはなかなか枝が伸びなくて目隠しにもなっていなかったのですが、少しずつ形が整ってきました。


モチノキの間にカメラを突っ込んで、ツワブキを撮ってみました。


今が盛りです。


モチノキの手入れは、長くコツがわからなかったので、切っても切ってもうまくいかなかったのですが、少しはよくなったでしょうか?
早く伸びる木は剪定が追いつかないし、ぐずぐずと伸びない木はじれったい思いをします。でも、あまり伸びない木の方が私の性には合っています。


さて、先日、シシ鍋のほうろく屋に行ったとき、矮性斑入りのツワブキを見ました。


斑入りにも矮性種にも関心はないけれど、このツワブキは素敵でした。
パッとしないハナワラビより、矮性種のツワブキが欲しくなりました。







6 件のコメント:

HIYOCO さんのコメント...

あはは、何で「出ました」って言っちゃったんでしょうね?ところでお店で売っているものなのですか?
近所の里山公園でよく見るのがハナワラビだと今知りました。シダなのに葉っぱだけじゃなく花みたいなものが伸びるところが変わっていますが、ちょっと地味ですよね~。

さんのコメント...

hiyocoさん
あまり深くは考えなかったのですが、出なかったというと、また持って来てくれるんじゃないかととっさに思ったのです。でも、「今度持ってくるよ」と言ったきり、持って来てくれなかったんじゃなかったかという気もします(笑)。ちょっとお手上げです(汗)。
村の方で、よく顔を合わせる方ならよく知っていますが、1年に1度とか2度くらいしか会わない方(この前の集まりで言えば、40人中三分の二くらい)は、なかなか覚えられません(汗)。でも、私たちは新参者ですから、みんなに知られています(笑)。
フユノハナワラビは食べられるらしいけれど、植えておけばそんなに増えるかしら?そういえばツワブキも新芽のお浸しが美味しいらしいです。

昭ちゃん さんのコメント...

 ツワブキの黄色は薄暗くなっても鮮やかでいいですね、
近所の崖でも少し咲き出しました。
今食べる人がいるかなー

さんのコメント...

昭ちゃん
もう15年ほど前になりますか、友人が愛媛と高知の県境の町で鍼灸師をしていました。みんなに絵入りの通信を送っていて、そのあたり(まぁ、辺境かな)の生活を垣間見ることができました。
春になるとおばあちゃんたちがいっせいに連れ立って山にツワブキの新芽を採りに行ったそうです。ツワブキはそのままお浸しにしたり、魚のすり身で手づくりするじゃこ天と炊き合わせたりしました。おいしそうと読みながら、一度もつくったことはありませんが(笑)。
その友人も南伊予を去り、結婚して、子どもが二人生まれて、今では三重で農業をしています。

昭ちゃん さんのコメント...


  戦後は葉まで食べましたが本来は仰る通り新芽で大好きです
海岸の崖など意外と多いですよ。
当時畑の雑草「づんべら・筑豊方言」も今は高級食材でまだ畑に生えています。

さんのコメント...

昭ちゃん
ツワブキは西日本でおもに食べられているのですね。
山菜と言えば北の方が多いのに、面白いです。今度の春には、試してみます(笑)。