2019年12月17日火曜日

3本目の梁

 

東西方向の梁は、チーム横浜+akemifujimaさんの尽力で先日、2本設置できました。
その経験を生かせば二人だけでも3本目が乗せられるのではないかと、昨日は朝からその作業に取り掛かりました。

軽トラックに乗せて現場まで運んできた鉄骨は、設置方向と直角に置き、真ん中と南の端2か所をチェーンブロックで吊り上げていきました。
2か所で吊り上げたのは、1か所で吊り上げると、すでに設置した梁の下をくぐらせて回転させるとき引っかかってうまくいかないからです。


両方のチェーンをそろそろと持ち上げていき、バランスを見ながらちょっとずつ回して、家に近い端を、チェーンブロックを吊り下げた足場パイプより家側に入れました。


鉄骨は130キロほど、ここまで来たら、南の端につけていたチェーンブロックを外して、東の端に新たに鉄パイプを立て、そこにチェーンブロックをつけて端を引っ張り、家の方(東)に鉄骨を寄せます。


そして、さらに回転させて、東西方向にまで持ってきます。


まだ、ボルトに通してはいないけれど、定位置にまで鉄骨を持ってきたところです。


実際には、ここからがかなり大変でした。
ボルトを、開けておいた穴に通すのですが、穴の位置がずれていたので現場で開けなおしたり、調整のたびに、2つのチェーンブロックを緩めて降ろしたり、引っ張って吊り上げたり、怒号が行きかう現場となりました。
3つの穴があり、2つのチェーンがあるのですが、いるのは二人だけ、チェーンを引っ張りながら穴の位置を合わせたりしなくてはなりません。
焦ると危ないので、もうやめようかとも思いましたが、なんとか暗くなる前に出来上がりました。


最も重い鉄骨の設置はこれで終わりです。


後は、短い梁が2本と、これと交差する梁が残っています。
交差する鉄骨は、長いけれど細い鉄骨なので少しは軽い、楽勝だと思われますが、どうでしょう?

以前は松の梁でした。
松の梁も重かったとは思いますが、そのときは下にはなにも障害物がなかったので、90度回転したりすることなく、素直に上に持ち上げるだけだったので、工事はもっと簡単だったのかもしれません。


日暮れて、室内から見た風景、安定感が増しました。






11 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...

 姐さんそれが体感温度で山頂のマイナス気温でも
風の当たらない処では暖かく感じます。
コッフエルや飯盒を素手で触ると手の水分が凍る状態ですよ。

さんのコメント...

昭ちゃん
そうですね。冬素手で作業をしていると、鉄パイプなどには手がピタッと貼りついて慌ててしまいます。
昨日は初霜が降りましたが、今日は曇天から雨になり、朝は冷えませんでしたが今頃冷えて、薪ストーブを焚いています。

hiyoco さんのコメント...

怒号が行き交ったのですね(笑)。こんな大きな鉄骨を若くない(笑)二人が設置するなんてスゴイとしか言いようがありません。残りの分も無理せず頑張って下さいね~。

さんのコメント...

hiyocoさん
どちらかと言えば日常的に怒号が飛び交っています(笑)。
「そっちのチェーン引っ張って」
「じゃ移動するよ」
「あっ、こっちを上げなくちゃ。どうしてそっちへ行ってんだよ」
「あんたねぇ、こっちへ行けと言ったじゃないか」
とか、
「ダメだ上げちゃぁ。降ろせよ」
「よく見なさいよ。降ろしてるんだよ。降ろしてんの」
てな具合です(爆)。
明日はまたお天気がよさそうですから、作業日和になりそうです(^^♪

af さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
af さんのコメント...

熟読し、ようやく理解できました。最初、北側の端は地面に着地していたのでしょうか。そして、南端を設置済みの梁の上にもってきたということですよね? 穴あけと位置合わせは想像以上に力のいる作業だったかと思います。これをお二人でやってのけちゃうなんて、ワイルドすぎです。迫力満点の実録映像が撮れたと思います。
このあとの交差する梁は何キロですか?
さておき、インパクトドライバーもないなんて人間失格と先生に一喝されました。昔は男子は技術、女子は家庭科をやりましたよね。ここでの差が思ったよりあるように感じてまして、男子が料理をするようになったのだから、女子も技術がもっとできてもいいですよね。
人間失格の話をしたら、夫が『うちにはインパクトドライバーはないが、ラチェットレンチはある』と励ましてくれました^_^

さんのコメント...

akemifujimaさん
説明が足りなかったように思われます。いろいろな障害物があるので、長い梁を出来上がりの形に置いてそのまますっと持ち上げるわけにはいかないので、最初通路に置きました。これは地面上ではなくて、あらかじめウマ(台)を置いておいて、軽トラックで運んできた梁をウマの上に置きました。
鉄骨のちょうど真ん中に、吊り上げようの穴を開けてあり、ここにチェーンを掛けて持ち上げれば、鉄骨は平衡を保つので、吊り上げてから90度回せばいいという原理です。
最初に設置した真ん中の梁はそうやりましたが、すでに梁を何本か設置した後では、真ん中を吊っただけでは、新しく据えつけようとする鉄骨は、すでに設置した梁の下になって、それ以上は上がりません。そこで、障害物(ここではすでに設置した梁のこと)のある方の、障害物より手前にチェーンブロックを吊るす支柱を立て、鉄骨の端にチェーンを掛けてこれを持ち上げれば、鉄骨の端は斜めになって支柱に限りなく引き寄せられます。反対の端は地面についてしまうので、ぎりぎりでしたが、なんとかくぐらせて、鉄骨の端が設置した梁の上に来たときに、鉄骨の中心を吊っているチェーンを引っ張って高くしました。
その後も、立てた支柱が邪魔になったりしましたが、90度回すことができたというわけでした。

交差する梁の目方はどのくらいでしょうね。その前に、鉄工場で切り離してもらった切り落としの鉄骨3本があり、それを切って(もう切った)つないで2本にするという作業があるので、まだそちらの作業で頭がいっぱいです(笑)。

人間失格とはひどいこと(笑)、でもインパクトドライバーは便利ですよ(^^♪
今日はラチェットレンチの話を書きました。

Bluemoon さんのコメント...

ほんとうに、ほんとうにすごいですね!!!

さんのコメント...

Bluemoonさん
いい年して、やれやれです(笑)。
でも、やり始めたら止まらない。今日もペンキを塗ったり鉄骨を切ったりしています。

af さんのコメント...

春さん、詳しくありがとうございました。
スッキリしました。
ですが、もう1点・・・しつこく、すみません。
どうやって軽トラックに乗せたんですか???
二人で持ち上げたのですか???

さんのコメント...

akemifujimaさん
ご承知かどうか、私は圧迫骨折をしてから重いものを持つのを、医者から禁止されています。5㎏までと言われていますが、自分としては15㎏ぐらいまでにしています(笑)。というわけで、夫が一人でやりました。
軽トラックに乗せるのはわりと簡単、最初に一方を持って乗せ、あとで反対側を持って乗せればいいのです。もともと、ウマに乗せていましたから、軽トラックの荷台と同じような高さ、一点を固定して一点を動かす方法は簡単です。
今日、私は残りの鉄骨にさび止めを塗るために鉄骨を動かしましたが、重いものが持てない私でも、一点を固定させておいて反対の端を持って動かすのは、そう難しいことではありませんでした。
あとは、鉄骨が長いので、車に付き添って、何かにぶつからないように声を掛けながら移動させました。
5人の屈強の男性がいたらたやすいことが、よれよれ二人では手間取りますが、何とか出来るものです(^^♪