2020年2月22日土曜日

小さい大型船


おもちゃ骨董のさわださんの持っていた、木とブリキでできた船です。
木の船体に、プリントしたブリキを釘づけしてあります。


プリキは凹凸をつけてあり、飛び出ているところは、三か所で爪で組んであります。


そして、舳先の方は、ブリキを切り取って穴まであけてあります。
ブリキ部分に手を掛けたわりには、二本の釘でカシの木の船体に打ちつけてあるのは、あっさりしすぎているような気もしないではありません。


船体のカシの木は、太さといい、質感といい、込み栓を利用したものに見えてしまいます。それだったら、わざわざ轆轤(ろくろ)で挽かなくても、簡単に手に入ります。
ただ、いまどきの込み栓は、端をちょっと細くしてあるだけだけれど、昔は、先端を丁寧に轆轤で丸くしていればの話ですが。


船の舳先(へさき)の方は轆轤仕上げですが、艫(とも、船尾)の方は、明らかに小刀で削って仕上げてあります。

ところで、丸い棒を縦に半分に割るのは、ことのほか大変です。
私なら、ここで挫折してしまいます。
もしかしたら、ブリキ部分をパーツとして売っていて、船体の部分は、おもちゃ製造業の人がつくったのではなくて、パーツを買った人(子ども?)が、一生懸命つくったものかもしれないと、妄想を膨らませてしまいます。









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