張り子の馬といえば、香川県の高松張子でしょうか。
ビルマの張り子の動物たちに比べると、稚拙とも言えますが、自由につくってあるとも言えます。
飾り馬には、裏に宮内フサ80歳(1963年)と銘があります。
こちらの小さい飾り馬には、昭和41年(1966年)作と書いてあります。
これは馬でしょうか?牛でしょうか?
馬ということにしました。
どの馬も、宮内フサさんがのびのびと楽しんでつくった様子がうかがえます。
またがって遊ぶお馬さんのおもちゃミニチュアです。いつの時代まで、こんな玩具があったのでしょうか?江戸時代の若様が乗って遊んだりしているのを、映画やテレビで見たことがあるような気がしますが、実際のおもちゃとしては、見たことがありません。
さしずめ、昔の三輪車といったところでしょうか。西洋にも、似たようなホビー・ホースがありますが、ホビー・ホースと日本のこの棒のついた馬とは、どんな関係があったのでしょうか?なかったのでしょうか?
高松張り子を世に広めた宮内フサさんは、1985年に102歳でお亡くなりになりました。亡くなる直前まで絵筆をとっていらしたそうです。
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