2014年4月14日月曜日

占星術


夫のfb友だちのKさんが遊びにいらっしゃいました。
西洋占星術をやる、占い師さんです。彼自身が若い頃、人生の長いトンネルに入ってしまい、占星術に出逢って、それを猛勉強することによってトンネルを抜け出た経験をお持ちです。

そもそも西洋占星術とは何かまったく知らない私たち夫婦は、いろいろ質問します。
占星術とは、おおざっぱにいえば、宇宙に合わせて、それぞれの人の運命は決まっている、それを学ぶといったものでしょうか。よく理解していないので、間違っているかもしれません。

世界の動きにも決まった周期ががあるそうです。
例えば、1927年から2011年までとか。その両方の年には大きな出来事があり、世界が動くのだそうです。
個人の運命もまたその流れの中にあり、それは生年月日で多くの部分が決まるそうです。


「高校のとき、同じ日に生まれた人がいて、あまり似ていなかったんだけどそれはどう考えたらいいんですか?」
と、私。
「生まれた時間が違ったのでしょう」
「えっ、赤ちゃんて、みんな朝方生まれるものではないんですか?」
と、私は無知な質問をします。長男が生まれたときの印象が強烈に残っていたのかもしれません。
「いえ、もちろん定まっていないですよ。一日を12に分け、誕生から死と考えます。早朝に生まれた人は自己中心、自分のことしか考えない子どもじみた性格をずっと引きずっていきます。それに比べると、遅い時間に生まれた人ほど、他者との関係を考え、他人のことが思いやられる性格です」
「ひぇぇぇ」
次男が生まれたときも夜だった記憶がありますが、次男の性格からすれば、それはきっと早朝ではなくて深夜だったに違いありません。

「でも、私の生まれた時間なんてわからないなぁ」
「ずいぶん前から、母子手帳に記されているはずです」
「おれの生まれた時間はわかるよ」
と、夫。
「どうして?」
「アルバムかどっかに書かれているのを見たことがあるから」
夫は、夜の11時過ぎに生まれていました。


私は、タイの占いでは、生年月日とともに曜日が大切なことを思い出しました。
「占星術では、12という数がとても重要のようですが、では七曜というのは、どこから来ているのですか?」
「あれは、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星から来ています。占星術が 生まれた古代バビロニアでは、天王星や冥王星はまだ知られていませんでした」
「ふぅぅん」
肉眼で見られないものは、放っておけばいいのでしょう。

Kさんによると、一日一日はCTスキャンの写真の、一枚一枚のようなものだそうです。それを全体として見ようとするのが占星術だとか。
そういえば、私は整体師のKさんと、年は違いますが誕生日は同じです。似ているところもあるでしょうか?




6 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...

 私は何でも信じますよ、
長女の霊感の強いことをいろいろ見て、聞いていますので。
 私自身も前世の記憶(病院で亡くなった方の断片的搬出記憶)でがあります。
一概に否定はできませんね。

さんのコメント...

昭ちゃん
私の運命ももう決まっているようですから、あえて聞きませんでした(笑)。まあ、CTスキャンの一枚だという今日を精いっぱい生きるほかありませんね。アメリカ先住民が、「自分が変わることによってしか世界は変わらない」と言いましたが、同感です。世の中が悪いのを他人のせいにしたり、政府のせいにしたりしないで、せいぜい自分がよいと思うことをしていたいと思います。もっとも、今しなければならないのは、一にも草刈り、二にも草刈りですが(笑)。

karat さんのコメント...

こんにちは。
私もずいぶん前に西洋占星術に興味を持って、本を買ってホロスコープを作るとこまでやってみました…。
どうやら、生まれた時間だけではなく、生まれた場所(経度)も、関係してました。
自分で資料を見て計算するので面倒だったのですが、そのうちパソコンのソフトも出るだろうなと思ってやめてしまいました。いろいろ特徴を覚えるのも大変で…。20年近く前です(^^;)
 占星術は、賢い天文学の母の愚かな娘、しかしその娘の稼ぎが母には必要であった、とかいう文章を別の本で見たことがあります。
占星術が大手を振っていた西洋での話だと思いますが、
 星空を差して「あれがおうし座のアルデバラン…、あなたの星座はふたご座なの?じゃあ、もう少し左の方を見て、あの二つの星が…そうそう…」
なんて妄想してみましたが、占星術がきっかけになって天文学に行っても、お付き合いが始まっても楽しいんじゃないかと。



さんのコメント...

karatさん
そうでしたか。
その方は、占星術に出逢って、「人間てこんなに勉強できるのか」と思うほど勉強されたそうです(笑)。
天文学の方が占星術より賢いかどうか(笑)、私にはわかりませんが、天体だけに関心を持っている天文学者より、人の幸不幸や災難に思いを馳せる占星術者の方が、私は好きなような気がします。それでも、生まれた時間だけでなくて場所も関係するなら、いよいよ見てもらったりせず、「どうともなれ」と居直っている方が、占い師も私もお互いに頭が痛くならなくていいですね(笑)。

bluemoon さんのコメント...

写真の景色が綺麗です。今夜は満月ですよね。
満月の時は出産が多いと、助産婦さんから聞いたことがあります。うちの子供たち、予定日より二日遅く、二ヶ月早くの誕生でした。どちらも生まれた日の夜は満月でした。
性格に生まれた時間が関係しているのですか。私たち家族、平均というところです(笑)同じ今でも、北半球と南半球では、時間も季節も違い・・、奥が深いです。
ちなみに本日草刈りをしました。用心していたのに緑頭のアリに2ヶ所もかまれ、飛び上がりました。6時間過ぎてもヒリヒリしています。

さんのコメント...

bluemoonさん
ありがとうございます。12年前にここにきましたが、今ではここは大好きな「故郷」です。そうそう昨日は満月でしたね。見逃しました(笑)。きれいな夕焼けも、月や星も、ときおり見逃します。
家の息子たちは正反対の性格をしています。どっちもおもしろいけれど、もう少し中庸に近づいて欲しい(爆)。
このところ毎日草刈りしています。ブヨにはあまり刺されなくなりました。今日はコンクリート打ちです。
オーストラリアでは緑頭のアリが噛むのですか。タイやカンボジアでは小さな赤蟻が噛みました。痛いの痛くないのって、飛び上がります。草むらにもいるし、ココヤシの幹などにもいます。赤蟻の巣は、生きたままの木の葉を利用して、木にぶら下がっています。ときおり蟻がジャンプするので、私など、巣を見ただけで逃げます。ところが、タイ人は葉っぱで巻いたままの赤蟻の巣をとって来て、煮て食べるのですからすごいです。最初に食べる気持ちになった人を尊敬してしまいます(笑)。煮たものは酸っぱくておいしいのですが、かといってとる発想は私には絶対わきません。