先週、久しぶりに鉄筋を曲げて、鉄筋を組みました。
駐車場も兼ねた門の柱の、一本だけがコンクリートで丸柱になるので、その準備をしています。この柱は、実際の場所で立ててコンクリートを流し込むのではなく、別の場所でつくり、それを、すでに開けてある穴に落とし込んで固定します。
というのは、その方が垂直を出すのも、流し込むのも簡単だからです。
いったい、どこで流し込むのか?
段差を利用して、こんなところで流し込みます。
組んだ鉄筋を、ボイド管(紙の筒)に差し込みました。
このごろは、二人とも馬力がないので、コンクリートを練るのも休み休みです。
砂利、砂、セメントを混ぜて、じょうごをつけたボイド管にバケツで流し込みました。
重いバイブレーターはユンボで吊り上げ、手元のコンセントを抜いたり差したりしてスイッチを入れ、流したコンクリートに振動を与えて、入り込ませます。
コンクリートが固まった数日後、柱をユンボで吊り上げて移動させ、
所定の場所に落とし込みました。
ボイド管を剥ぎ取り、垂直を出します。
そして、そこにコンクリートを流して固定しました。
コンクリートが固まったら、この鉄骨を両側に取りつけます。
2 件のコメント:
最近友人に会いました。
もう退職をして82才何でも屋です。
たまたま生コンの話になり基地の滑走路に使うコンクリートから
建設用と種類の多いのと即乾性に驚きました。
思い出したので。
昭ちゃん
セメントと砂や砂利の混合の割合だけでなく、水の配合の割合でもコンクリートの質が変わってきます。砕石と砂利でも違ってくるし、砂の質でも違うし。
セメントが石灰ですから、石灰岩の砂利と、石灰岩の砂だけ使うと、新しい石灰岩をつくることになるので、ものすごく長持ちすると言っている人もいます。
生コンは、たくさん使いたいとき、ドライ生コンと言って、生コン屋さんで混ぜて水を加えるばかりになったのを届けてくれるシステムもあります。
我が家では、砕石ではなく砂利だけを混ぜてつくっています。ミキサー車で持ってきてもらっているのも、砂利交じりのものです。
誰も注目しないところで、日々技術は刷新されているのでしょうね。そして、しっくいのように、昔ながらのセメントを見つけることが難しくなる時代が来る、来ているのかもしれません(笑)。
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