2016年7月24日日曜日

じわじわ進出


「この棚にしよう」
と決めてから数年、さらに棚を手に入れてから数年、やっと取りつけたアイアンの棚に、一組のマトリョーシカを置いてみたのは、完成直後でし。
「おやっ、こけしが二階から進出してきた」
という夫の言葉は無視です。
  

それから、一日に一組から数組、マトリョーシカが五月雨的に二階から降りてきました。二階では押し合いへし合いで、場所がなくて一番大きいのに小さいのたちを仕舞っていますが、この棚では全部出して並べてみました。
「あらっ、こけしが増えた」


ちょっと薄暗いので、マトリョーシカたちは、ぽこぽこと丸い形ばかりが目立ちます。
他のものを置けば、違った印象になるのですが、マトリョーシカを置こうと用意した棚なので、他のものを置いてみる気はありません。
 

このごろではやっと、ここにマトリョーシカがあるのがあたりまえの景色になってきて、夫もからかわなくなりました。
置き場所が見つかっていなくて、ここに置いていた物干しとアイロン台は、なんとか場所を見つけて、片づけました。





2 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...

この壁は一瞬「大谷石」のような感じで最高です。
東京の石垣は昔からこれですからねー
上京したときに我が家の近くから破片を持ち帰りました。
釘が有れば穴を開けて遊べますからね。

さんのコメント...

昭ちゃん
このコンクリートは夫がほぼ一人ではつりました。
はつる機械が私には重過ぎたということもありますが、なにせ夫は一つのことしかしないタイプ、私は草を刈ったり、いろいろ別のことをしていましたからね(笑)。
「だっだっだっだ」と振動を与えますが、せいぜい頑張って、一日一平米くらいはつれるでしょうか、とくに上の方となると足場に乗って、重い機械を支えて、無理な姿勢もしてと、力のいる仕事でした。でも感じが石みたいに柔らかく(?)なってぶつかっても痛くなさそうな感じに仕上がっています。冷たさもありませんしね。
我が家は建設の材料費が考えられないほど安く上がっていますが、こういう仕事を人に頼むと、すごい手間賃になります。随所にそんなのばっかり。あちこち見た大工さんが、「こんなこと三倍の手間賃をもらってもやらないね」と言いました(笑)が、そこが自分でつくるよさですね。