マリーナ・モロゾワさんのパスハ(ロシア正教の復活祭)のマトリョーシカです。
マリーナ・モロゾワさんのマトリョーシカは巧みですが、ちょっと暑苦しく感じることもあります。でもこれは、白っぽい色が多い色遣いのせいか、とってもさわやかです。
とくに、この少女たちがかわいいのです。
マトリョーシカの胴に描かれた人の姿は、何といっても「添えもの」なのであまり目は行きませんが、この少女たちは堂々と、マトリョーシカの娘と肩を並べています。
二番目の娘からは、卵、ネコヤナギ、人形、そして一番小さい娘はヒヨコを抱いています。
相似形のお顔ではなく、みんな、それぞれに個性あるお顔をしているのも、おもしろいところです。
後姿には、スノードロップの花や兎など、復活祭の定番が描かれています。
二番目の娘の前には鶏がいるので、靴は描かれていませんが、一番大きい娘と、小さい娘たちには、底にまで靴が描かれています。
0 件のコメント:
コメントを投稿