写真の右下のところは、手を洗う場所として予定されていました。
ところが夫は、私には内緒で、ちょっとした台所にするつもりだったみたいでした。そうすれば、二階で宴の会を開いたとき、ここでお皿など洗えると考えていたのです。
「あり得ない!」
私は大反対でした。
台所は、ただシンクがあればいいというものではありません。台所に付随する、たくさんのものを収納する場所がないのに、洗ったお皿を置く場所さえ満足にないのに、いったいどう使えるというのでしょう?
ある朝夫が、
「あそこは、飾り棚に変更したから」
と言いました。やれやれでした。
その奥はお手洗いですが、お手洗いでは手が洗えるし、外にも流し場があるので、何もここで手を洗わなくてもいいからというのです。
もっとも、二階に泊まる人の洗面所は失われてしまいましたが。
夫が見つけてきた余りものの板を幅に切り、きれいに磨きます。
不定形な板で、奥行きが一部足りなかったけれど、その部分は裏にもってくればいいのです。
柱に、甲板を前からはめ込むための刻みをつけました。
甲板を叩き入れますが、きつめです。でもきつめでないと、わきに隙間ができたりします。
それにしても、ちょっときつ過ぎたかなと思っても、もう今更抜くことは不可能です。
板を当てて、叩いて、叩いて、叩きます。
入ったぁ!
棚にして、大正解でした。流しにすると、どうしても回りがしまりがなくなって汚れます。
甲板の下には一段引き出しをつけたいそうです。
そんなことはおやすい御用、その下が戸棚になります。
左側も、
右側も、柱と壁にきちんと収まりました。
さて、ちょっと出かけて帰ってみると、あれぇ、早々と絵と彫刻が飾ってありました!
夫は、できたところから楽しむつもりです。
細部までできているところ、まったくできてないところ、作業棟も母屋同様、アンバランスに仕上がっていきそうです。
6 件のコメント:
春姐さん話題が異なるけれど
今イーサン地方のモーラムを楽しんでおります。(CD)
ケエーンの音にも痺れて、、、手の動きが優雅ですね。
踊り・会話の中で小指を立てるところが、
恋人の表現は共通なのでしょか。
姐さんに聞くのが一番と思って。
昭ちゃん
モーラムは、浪曲漫才というか、即興の掛け合いですが、みんなが集まったとき欠かせないのがイサーン民謡と踊りのランボンです。
踊りは手の動きが重要で、指をできるだけ反らせて、両手で数字の8の字を書くように動かします。それが、指を立てているように見えるのかな?
ケエーンの響きだと、私でも(笑)甘酸っぱい気持ちになりますから、お互いに憎からず思っているどうしなどでは最高でしょうね。
ただし、男女は触れない文化ですから、ものすごく接近しながらも、絶対触れないように踊ります(^^♪
有難う姐さんさすがー
場所が違うけれど戦時中の思い出に繋がる
「♪ブンガワン ソロ♪」
聴いていたら涙が出ました
年バイね。
春さんとご主人の物作り(家?)本当に楽しそう~
何だか素敵です^^
工程をさりげなくアップされているので、ココに棚あったら良いよね~
等と我が家でも大それたことを考えちゃう、笑
残念ながら夢見ているだけですが💦指を叩いていては無理だな~
昭ちゃん
年バイね(笑)。
イサーンに行って踊り狂いたくなるバイ!
あかずきんさん
母屋を建設していたころ(2002-09)は、デジカメはありましたが、インターネットは電話線を通じて使う以外なくて、メールしたりしたら慌てて切っていたので、ネット検索もブログも無理、そのため工程写真もありますが、そう多くはありませんでした。
あれから、10年くらいかしら、ADSLになって、ヒカリになって、今ではインターネットが使い放題、ちょっとくどいかしらというほど、建設作業風景をUPしています。
今朝も、本棚のことでもめました(笑)。最初から意見が合うところもありますが、なかなかかみ合わないところもあります。
でも、家づくり、やってみると楽しいですよ(^^♪やっているうちに、指は叩かなくなるし(笑)。
コメントを投稿