パン、とりわけトーストには、木のお皿が最適です。
焼きもののお皿だと、パンの熱で表面に水滴がつき、それがまたパンに移って、カリカリ感がすぐに失われてしまいます。
お隣のKさんのつくったコナラのお皿は直径21センチ、パンにちょうどいい大きさです。
轆轤(ろくろ)を挽いただけでなく、リムに彫刻刀で線模様を入れているところがKさんらしい。
実は、これは、2019年に台風に直撃されて倒れ、急斜面を運び出された、コナラです。あのときは、滝が台風の通り道になったのか、たくさんの木が折れ重なって倒れました。
滝は岩盤の上を流れていて、傾斜は急で、重機も入れるかどうかという場所でしたが、台風から半年ほど後に倒れた木が運び出され、駐車スペースに積み上げられていました。Kさんはその中から、広葉樹のコナラを貰って来て、お皿をつくったのです。
文字通り地産地消、歩いて行けるところに立っていた木を、お隣で加工して、我が家で使っているというお皿です。
自然にできた木の模様に、滝の脇に立っていたという思い出が詰まっています。
2 件のコメント:
素敵なお皿!コナラは台風にやられてしまったけど、春さんちで第2の道を歩むことができてよかったですね。カタツムリの焼き印がかわいい!
hiyocoさん
コナラは、駐車場に積み上げられて、厄介者になっていて、朽ち果てるところだったので、喜んでいると思います(^^♪
こちらも木のお皿を楽しんでいます。焼き印、誰がつくったのかなぁ、可愛いですね。
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